人工股関節・膝の術後リハ、個別化しても通常ケアと差なし オランダ624例のRCT

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オランダの研究チームは、人工股関節・人工膝関節の置換術後に個別化した「目標達成型(treat-to-target)」の理学療法を行っても、通常ケアを上回る機能回復は得られなかったと報告した。18病院が参加し624人を追跡したクラスター無作為化比較試験の結果だ。主要評価は術後3か月の関節機能。個別化戦略の優越性は示されなかった。

 

論文は整形外科の専門誌The Journal of Arthroplasty(2026年7月号)に掲載された。対象は変形性関節症で人工股関節置換術(THA)または人工膝関節置換術(TKA)を受けた各312人。参加病院を単位に介入群と対照群へ割り付けるクラスター無作為化を採用した。

 

目標達成型の理学療法は、機能的なマイルストーンの達成を目標に置き、標準化しつつ個別化した時間依存のプログラムを組む方式だ。専門的な訓練を受けたプライマリケアの理学療法士が担当し、運動プログラムのアプリも併用した。セッション数はTHAで平均約20回、TKAで平均約30回だった。

 

対照群は、理学療法士や施設の選択を整形外科医と患者の裁量に委ねる通常ケアとした。

 

主要評価に用いたHOOS-PS/KOOS-PS(股・膝の身体機能を測る短縮版スコア)の術後3か月の改善度は、股関節が介入群19.9点・対照群18.2点、膝関節が介入群31.3点・対照群31.1点だった。いずれも統計的に意味のある群間差はなかった。設計時に優越性の基準とした10点の差にも届かなかった。

 

研究チームは、個別化した目標達

人工股関節・膝の術後リハ、個別化しても通常ケアと差なし オランダ624例のRCT

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