がん患者への対面の評価・助言1回に、運動を柱とした遠隔リハビリを追加しても、対面1回だけの場合と比べて生活の質(QOL)の改善で優位性を示さなかったとする無作為化比較試験(RCT)が、理学療法分野の専門誌 Journal of Physiotherapy に発表されました。オーストラリアの研究チームが、がん種を限定せず募集した成人患者117人を対象に検証しました。週2回・8週間のビデオ会議による集団運動を上乗せしても、9週後のQOLは対面1回の群を上回りませんでした。手厚い遠隔プログラムの追加効果に疑問を投げかける結果です。
対象は、がん治療中か、補助療法の終了後12か月以内の成人患者117人。平均年齢は59歳、7割が女性で、乳がんが4割を占めました。






