昨日の景色と今日の景色は違う
こんにちは!この記事はモロッコの宿の屋上から書いております。
ここでは世界を旅しながら感じた事を日々の臨床や日常の中で活かせる内容にしてお届けしています。
旅をして早9か月になり僕の旅も後2か月で終わりを迎えます。約1年の間、1人で旅をしているとおのずと自分と向き合う時間が多くなります。
普段の仕事や日常の中で誰しもが大小の悩みを抱えていると思いますが、自分と向き合う中で物事の結末を予期せぬものと捉えると、下向きな思考になり、行動意欲や思考の回転、ひらめきが鈍くなります。
いわゆるマイナス思考というやつですね。
僕はよくワクワクしよう!とか楽しい事をしよう!とただの楽観主義者のような発言が多いですが、実はこのような思考に持っていくことの重要性を理解しているために自らコントロールしています。
(詳しくは僕のブログを見てください)
情動は自律神経機構や神経伝達速度、行動変容に関わってきます。
例えば大好きなアーティストの大好きな曲をライブで聴けたとき心が湧きたつようにワクワクしますよね。成功者の教訓となる言葉を聞いたときやその後ろ姿を直で見たときの感情。頭が冴え自分に照らし合わせ前向きに実行しようとしますよね。
ワクワクした感情や行動理念を伴った向上心を伴う気持ち、責任感からくるやる気は物事に対峙するときの生産性が高く、結果によりフォーカスしているので目標到達におのずと近づきやすいです。
人間は感情に支配される生き物です。この感情のコントロールをどのように行うかが行動を起こし達成するための要素ともいえると思います。
我々の恐れなければならないのは、恐れることそのもの
世界大恐慌をルーズベルト政策で乗り切り、高い政治手腕を買われていた第32代アメリカ大統領のルーズベルトはこう残しています。
「我々の恐れなければならないのは、恐れることそのものである」
得も知れぬ恐怖が決断を躊躇させ行動に移せないためだそうです。
常に国家を動かす決断の連続という大統領ならではの言葉ですね。僕らの日常で同じようなことが言え、やはりネガティブな気持ちでは何かをするというのは億劫になります。
結果を残す為には戦略と仕組みを作り、それを継続するために高い質の感情をコントロールするという事。
もちろんその過程で生じる労力のいる案件や計算に基づく試算だったり雑務は必ず生じますが感情をコントロールする事で苦とは感じにくくなると思います。
困難な局面や目指す壁が高い目標でも、物の見方を変えてプラスになれる事にフォーカスするといいかもしれないですね。
自分の求める結果がワクワクする事に設定して、その過程のつらい事に動機を置くのではなく、成し得たい結果を意識して前向きに行動する。
自分の心の持ちようで見える景色が変わります。
仕事や日常でもそうですが単純にそちらの方がいい人生ですよね。
人生楽しくワクワクしていきましょう。
僕はこれからもこのような生き方をしていくつもりでいます。
それでは本日も読んで頂きありがとうございました!
(第13弾に続く・・・・)
【柿澤氏よりアンケートご協力へのお願い】
現在「世界一周」の施術旅を元PT的な視点で実践されている柿澤氏ですが、旅を通して「バックパック」について理学療法士的な視点で関われるのではないかと気がついたと言います。
そういった背景の元、新しい取り組みとしてバックパックに関するアンケートを集計しています。
5分程で終わる簡単なアンケートですので是非ご協力の方よろしくお願いします!
柿澤健太郎先生 経歴
【所有資格】
理学療法士
【経歴】
静岡医療科学専門学校卒業 (現在臨床7年目)、卒業後「フジ虎ノ門整形外科病院」にて急性期~回復期~外来を経験
御殿場南高校野球部帯同(2013~2014)
御殿場看護学校非常勤講師(2014)
勉強会団体「丸裸会」会長(2011~)
<バックナンバー>
連載第1弾:私が病院勤務を辞め、世界を目指したきっかけ
連載第2弾:旅の過程は「臨床推論」と同じ
連載第3弾:多くの療法士はまだ本気を出しきれていないのではないか?
連載第4弾:覚悟を持った行動が自分を成長させるチャンスとなる
連載第5弾:施術を通した「出会い」を大切にするために考えていること
連載第6弾:目標設定の必要性とそこに到達する為には
連載第7弾:物事に対峙する際の心構え、所作
連載第8弾:価値観の多様性を認める事
連載第9弾:自分の揺るがない思いは?
連載第10弾:得たい結果を得るにはそれ相応の「思い」や「覚悟」がいる
連載第11弾:世界を旅するのに何故、企業からスポンサードを得ようと思ったか
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