前回まで、肩甲骨と骨盤の代償について書いてきました。これらは、動作の非効率性を引き起こすだけではなく、動作の不安定性や巧緻性の低下を引きおこす可能性があります。リハビリの臨床では、訓練対象の代表例だと思います。 前回までの説明でなぜ起こるのかはお分かりいただけたと思いますので、実際にどう訓練していけば良いのかを書いていきたいと思います!
回外足や回内足と、臨床で表現する場面をよく見かけますが、それは一体どういった状態なのでしょうか。 そして足部回外位や足部回内位、これらに対しての評価、アプローチについて解説をします。
母指CM関節症の手術療法、タイトロープ法について書きます。
小児の摂食嚥下リハには様々なコメディカルが関わっている。その中で“ありがちな“3つの考え方が、障害を持つ子どもの成長を促すどころか逆に妨げてしまう、ということがある。それは、①噛めないから噛む練習をする ②嚥下が下手だから食べ物を細かく刻む ③食事練習を頑張らないと食べられなくなる、という3点だ。これらがなぜ危険な考え方なのか、本日は解説していきたい。