Random Friday by Phillip Hughes, MSc:
(訳: Hideaki Edo)
近年、非外傷性の回旋筋腱板完全断裂に及ぼす理学療法の効果についての重要なエビデンスが検討された。 この研究は回旋筋腱板断裂患者に対して、手術が必要であるか否かが明確でないという事実のもとに検討された。
長期的且つ複数の施設間にて、システマティックレビューにより実証されたローテーターカフインピンジメントに対するエクササイズを、422名の対象者が理学療法プログラムとして行った (J Shoulder Elbow Surge 2009 18:138-160)。
理学療法プログラムには肩甲帯再教育、自動的または自動介助運動、姿勢調教運動、肩前方・後方のストレッチ、回旋筋と肩甲帯の筋力強化が含まれた。モビライゼーションや温熱・寒冷療法は理学療法士が適切であると判断した場合に適用された。今回、超音波は用いられなかった。
6週間後、12週間後に対象者399名が再評価された。肩関節屈曲・外転の自動的ROMに改善がみられ…
> From: Kuhn et al., J Shoulder Elbow Surg (2013) (Epub ahead of print). All right to the Journal of Shoulder and Elbow Surgery Trustees.