マネジメントは気づかせてあげること
——— マネジメントするにあたって、人との相性などあると思います。相性が合わない場合、どういったことで解消していますか?
渡邉先生:店舗内移動とかはたまにありますね。移動させて輝くときもあります。
人間関係の問題を提示する人は、すごく正論なことが多いです。ただそれが、「みんなにとって良いことなのか」という部分が重要です。
マネジメントをする側は、「そうだな」と簡単に受け入れるのではなく、全体をみて、判断すべきです。
もし、みんなにとっての意見ではなく、個人的な感情であれば組織として、間違っています。そういうスタッフに「間違っているよ」と気づかせてあげることが大事なんです。
ただ聞いてあげるだけじゃダメなんです。これは、どんなことにも言えますよね。
リハビリで言えば、治療はできても人間関係はできていないとか、逆もそうですけど、物事の本質的なことを気づくことが重要だなと感じます。
——— ストレスが溜まりそうですね。どこでストレス発散しているんですか?
渡邉先生:意外とストレスないんですよ。常にフラットなんです。サーフィンとかいきますけどね。
社員も連れて行ったりします。最初はストレス発散で海に行っていたんだと思うんですけど、マネジメントを学ぶうちに、「怒ることが必要ない」ということがわかりました。
わかると、ストレスを感じなくなってきましたね。今はストレス発散のためじゃなく、ただサーフィンが好きなので行きます(笑)
気になる!年収は・・・
——— 急にぶっこんでみます。年収は?(笑)
渡邉先生:言わないようにしています。それが何かモチベーションにつながるなら公表してもいいんですけどね(笑)
今期は年商10億で利益が1億以上ありますので、想像して頂ければと思います(笑)
——— 療法士のお給料は平均どのくらいですか?
渡邉先生:結構出していると思います。一番低い人で、420万円くらいです。今は訪問の需要がすごくあるんですよ。
今でも需要があるのですが、療法士の数が足りず、お待ちいただいている状況です。
始めた頃は、事業所を回ったときに「リハビリってなにが出来るの?」と聞かれることがありました。「訪問リハの良さが理解されていないな」と感じることもありました。
つまり何のためにやっているのか?ということのフィードバックがされていないのです。
そういった成果をしっかり情報提供しないと理解してもらえません。その辺は徹底しています。継続してやると価値が上がってきて理解されます。
そんな地道な活動が今の需要につながっているのだと思います。
——— そんなに働いて、家庭は大丈夫なんですか?
渡邉先生:そんなに働いていないですよ。夜の付き合いも少ないですし。子供出来たばっかりですし、バランスよく働けているかなとは思います。
働くときはがっつり働きますけど。奥さんも会社内のことをやってもらっています。
うちの家庭は変わっていて、家に帰っても仕事の話ばっかりなんですよ。お互いストレスないです。僕としてはすごくラッキーですね。
奥さんすごく仕事できるので。稼いできますし。
——— 奥さんとはどちらで?
渡邉先生:私が介護甲子園というのをやっていまして、「福岡でもやってほしい」と依頼があったときに、事務局をやっていたのが今の奥さんです。そこで出会いました。
今後のビジョン
——— 今後の展開について教えてください。
渡邉先生:2018年まではデイと訪問看護で次につなげるための資金を稼ぐ必要があります。
自費のほうも始めなければいけません。自費といっても診療ではなくて、システム開発です。
デイサービスで、業務の効率化を図るためのシステムを作り、販売したいと考えてます。
土日旅行や買い物代行などをやっています。食事サービスも始め、冷凍で定期的にデリバリーしています。
もっと先を見ると車の自動運転ができ、ロボット開発が進み障害があってもどこでも行ける時代が来るかもしれません。そうなると、リハビリ需要が減るかもしれない。
ロボットだとか物を提供する側になりたいなと思います。でも、まずは今の事業で継続していかないと、と思っています。
これから恐ろしい時代がやってきますが、それでも継続できる体力を作っていきます。
——— 渡邉社長にとってプロフェッショナルとは?
*目次
【第2回】「なぜやっているのか」を考える重要性
【第3回】人材はジェネラリストが求められている。
【第4回】気になる!年収は・・・
ベストリハ株式会社 求人・訪問リハビリテーション見学のご案内
ベストリハ株式会社様から現職者の皆様限定で、素敵な提案をいただきました。今の時代、働きながら別の現場をみる機会は、学生の実習があった頃に比べ非常に少なくなってきていると思います。
そこで、「地域リハビリテーションに興味のある現職者」の方々を対象に、訪問リハビリテーションの現場を見学できるよう、体制を整えていただきました。
ぜひこの機会に、一度、これからの「地域リハビリテーション」をその目で見て、肌で感じてみてください。
【ご希望の方はこちらからご連絡ください】
ベストリハ株式会社 総務 本田、安蒜(あんびる)宛
tel:03-5813-9897 mail:info☆bestreha.com(☆を@に変えてご連絡ください)
※参加希望の方は、「POSTの記事を見ました。訪問リハの見学希望です。」とお伝えいただくとスムーズです。
営業時間:平日8:30~17:30
記入項目:氏名、連絡先
(メール返信する際、迷惑メールに設定され届かない場合があります。メールが2営業日経っても届かない場合は、お手数をおかけしますがもう一度お問合せ下さい。連絡番号をご記入頂いた場合は、連絡させて頂きます。)
【求人情報】
ベストリハ株式会社では、訪問リハビリテーションに興味のある療法士を募集しています
渡邊 仁先生 経歴
ベストリハ株式会社 代表取締役
ホームページ http://bestreha.com/