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訪問リハの魅力ってなんだろう#1 〜“百聞は一見にしかず”〜

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ベストリハ1

できるADLとしているADL

できるADLとしているADLとは、療法士の皆さんはよく聞く言葉だと思います。

まずは「できるADL」・「しているADL」についておさらいしたいと思います。

簡単に言えば、できるADLは評価・訓練時の能力、しているADLは実生活で実行している能力と言えます。

できるADLはBI(Barthel index)、しているADLはFIM(Functional Independence Measure)で評価します。

 

外来患者のリハでは、自宅での「しているADL」を本人の口頭情報だけを頼りに推測し、その情報をもとにリハメニューを組むことが多いでしょう。

私はこんな経験をしたことがあります。ある外来患者A様。

 

「玄関の上がり框が高くて、昇り降りが大変なのよ。」

 

と相談をされました。ご本人に細かく家屋状況を確認し、更にそこでの動作パターンをチェック。それに合わせたリハメニューを組んで、外来リハを続けておりました。その後、私の職場で訪問リハを始めることになりA様が訪問リハの利用を希望。A様の初回訪問の際、とても驚愕したのを覚えています…。

 

「ピンポーン、失礼します。ガラガラ・・・」

 

玄関を開け、いざリハを開始しようと意気込んで、挨拶をしようとした時です。

 

「おはようございま…えぇ⁉」

 

玄関ドアを開けて、目に飛び込んできた風景は、患者さんから聞いていたものとはかなり違うものでした。

 

「上がり框、話していたよりさらに高い!こんなところに靴箱がある!」

 

早速一番問題である上がり框の昇り降り動作を確認することに。

 

「え⁉これも動作が全然違う!」

 

外来リハの時にA様が話されていた動作とはまったく異なっておりました…。

 

その人の“現在”を知る

私の情報収集能力が甘いのは重々承知しています。しかしこの経験はまさに「百聞は一見にしかず」であり、その先の臨床の考え方を変えてくれた出来事でした。その時に感じたのです。訪問リハの魅力は、その人の“現在(いま)”を直接その目で見ることができることだと。

いくら話を聞いていたとしても、写真を撮ってきてもらったとしても、その場でやることには敵わない。そしてそれが訪問リハビリテーションの魅力の一つだと私は思っています。

続く…。

 

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都内にベストリハ株式会社という、理学療法士が代表をつとめる会社があります。今回は、読者の皆さまにベストリハの訪問リハビリテーションを見学できるよう体制を整えていただきました。

 

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【ご希望の方はこちらからご連絡ください】

ベストリハ株式会社 総務 本田、安蒜(あんびる)宛

 

tel:03-5813-9897 mail:info☆bestreha.com(☆を@に変えてご連絡ください)

 

※参加希望の方は、「POSTの記事を見ました。訪問リハの見学希望です。」とお伝えいただくとスムーズです。

※今回の見学は、就職希望の方のみに制限させていただいております。

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