ざっくりPOINT
■脳卒中の元患者の運転再開に、医療機関や教習所が行っている検査やテストなどの支援活動について、警察庁が初めて容認する考えを示した。
■元患者の運転を認めるかどうかについては、否定的な考えが一般的だった。
■車に同乗して運転能力をはかる「実車評価」が普及すれば、運転可否の条件がはっきりして、自動車ニーズの高い地方で歓迎されそうだ。
詳細を読む(引用元):毎日新聞
POST編集部コメント
この「免許付与について警察庁は、障害者の社会参加を進める観点から、病名ではなく運転への支障があるかどうかで判断している」という点は非常にポイントになります。
逆に、病名で縛れない分個人差があり、療法士に求められる評価能力も問われているとも言えます。
印象だけで実車練習が少なく、能力があるのにも関わらず「運転廃用」のような形になるのはもったいないため、各自治体のOTを中心にしっかりと主導的立場をとっていく必要があります。
文責
POST編集部 細川寛将