ざっくりPOINT
■武久会長は、我が国の医療、とくにリハビリについて、①急性期病院で十分なリハビリが行われていないケースがある、②急性期治療において十分な栄養管理・水分補給が行われていない、③診療報酬の規定により、例えば脳卒中発症から1か月目でも、6か月目でも、同じ1日9単位のリハビリとなっている、④一律に自立歩行復帰が目標とされている―などといった問題点があることを指摘。
■これらを受けて17日の日慢協理事会で承認された「日本の寝たきりを半分」にするための10箇条を提言。
■ これらは大きく「急性期状態からの早期リハビリなどの充実」((1)から(5))と「リハビリのあるべき姿の共有」((6から(10))に分けて考えることができる。
詳細を読む(引用元):メディウォッチ
POST編集部コメント
超急性期を含めた急性期のリハビリテーション、在宅リハビリテーションへの強化が叫ばれる中において、リハビリテーションに関する本質をついたような発言です。
これからは個人だけでなく、法人としてもどの程度リハビリテーション機能を備えて、結果を出すことができているのかを評価されることになります。
診療報酬内でもどんどんインセンティブが採用されていくでしょう。
文責
POST編集部 細川寛将