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急性期病院における栄養・水分補給の早期実施を!|日慢協・武久会長

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日本慢性期医療協会の武久洋三会長は、13日の定例記者会見で次のように報告した。

 

日慢協の会員病院の入院患者3万7730名(2010年1月-2016年12月入院)の「入院時における栄養状態」などを分析。それによると、▼腎機能低下(BUN20.1以上)患者が39.65%▼低ナトリウム(Na136未満)患者が29.64%▼低栄養(ALB3.8未満)患者が59.7%―

(引用元:急性期病院における栄養・水分補給の充実で、回復期・慢性期の入院期間短縮を—日慢協・武久会長

 

血液検査のALB値と、BUN 値から、介護施設と比べて、急性期病院からの転院患者に低栄養・脱水状態の割合が高いということが分かった。

 

PTOTST委員会・栄養委員会の調査で、回復期リハ病棟では38%の入院患者が低栄養だったという報告がある。

 

高齢者で筋力や活動が低下している状態(虚弱)、フレイルの方は非常に多い。

 

武久会長は、慢性期病院では治療の前に栄養・水分補給をしなければならず、急性期病院における「栄養・水分補給の早期実施」が必要であると強調した。

 

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