便失禁は、症状が症状がゆえに、誰にも相談できず悩みながら生活を送っている方も多い。
日用品大手ユニ・チャームが行った調査によると成人の5人に1人が便失禁の経験があるらしい。
調査は今年2月、20~79歳の男女2万人を対象にインターネットを通じて行った。「最近6カ月以内に便もれを経験したか」との問いに、全体の約2割となる3920人が「ある」と回答。成人の5人に1人が、便もれの経験ありとの結果になった。
便もれ経験者を性別でみると、男性22.7%、女性16.5%となり、男性は4人に1人に。また年代別では、20~30代が21.3%、40~50代19.3%、60~70代18.4%で、大きな差はないものの、若い年代でやや多い傾向がみられた。
便失禁は切迫性便失禁と漏出性便失禁の2種類に分けられる。それぞれ便意は感じるもののトイレまで我慢ができず漏らしてもらうものと、便意を感じずにいつの間にか便が漏れてしまっているものに分けられる。
どちらによる便失禁なのかまでは記載されていないが、どちらにしても「えっ、そんないるの!?」といった印象だろう。
ただこの記事の読み手として注意しなければいけないのは、この調査はオムツを取り扱っている企業が行っているものであり、バイアスがかかっている可能性があること。
今の時代、たくさんの情報がインターネット上に流れている中で、そのままを鵜呑みにせず、気をつけて読み解く必要がある。