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【注意喚起】在宅酸素吸入の引火事故、昨年以降8人死亡 |厚労省

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在宅酸素療法時の引火事故による死亡者が、昨年から今年にかけて8人確認されており、厚労省は、患者やその家族らに対し注意を呼び掛けているー。

 

今月7日、厚生労働省は在宅酸素療法に関する重篤な健康被害の概要を公表した。



被害状況は焼死が5件で最も多く、原因(推定を含む)に関しては、「不明」が5件、「喫煙」が2件、「漏電」が1件だった。


在宅酸素療法は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)など、呼吸器系疾患患者の在宅生活を助けるために使用されるもので、室内の空気を取り込んで圧縮し、酸素を管で患者に送る仕組みである。

 

厚生労働省は以下の3点を注意点として挙げている。

1)高濃度の酸素を吸入中に、たばこ等の火気を近づけるとチューブや衣服等に引火し、重度の火傷や住宅の火災の原因となります。
2)酸素濃縮装置等の使用中は、装置の周囲2m以内には、火気を置かないで下さい。
    特に酸素吸入中には、たばこを絶対に吸わないで下さい。 
3)火気の取扱いに注意し、取扱説明書どおりに正しく使用すれば、酸素が原因でチューブや衣服等が燃えたり、火災になることはありませんので、過度に恐れることなく、医師の指示どおりに酸素を吸入して下さい。

詳細を読む:(引用元)「在宅酸素療法時は、たばこ等の火気の取扱いにご注意下さい。」(PDF:311KB)

 

在宅酸素療法を使用する患者さんを担当している方は、是非、注意を促してほしい。

【注意喚起】在宅酸素吸入の引火事故、昨年以降8人死亡 |厚労省

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