かつては日本国内でSNS市場を独占した「mixi」。
Facebookの到来により今ではほとんどSNSとして名は聞かなくなったが、POSTの読者層ではその名を聞くと懐かしく思う人も多いことだろう。
そのmixiがヘルスケア事業への参入。そしてそこには「予防理学療法」と明確に記されている。
予防理学療法と栄養学に基づき身体の状態を評価した上で、利用者の体の状態に合う最適な運動プログラムを提供。そこに複数の利用者でチャレンジする目標の設定、利用者間コミュニティの形成などを通じて運動を継続しやすい環境を構築する。
ヘルスケア産業の市場規模は年々増加してきており、2030年には「医療」が国内最大になることが予想されている。
AIやウェアラブル端末などのサービスへ参入する企業も増えてきており、ただそれだけにレッドオーシャン。残念ながら数年で潰れてしまうサービスも多い。
海外では理学療法士がヘルスケア事業に参画することも珍しくなく、その専門性は活かされる分野であることは間違いない。
果たして突き抜けることができるのか。注目である。