日本理学療法士連盟で会長を務める田中昌史先生が、理学療法士組織内候補者に専任されることが決まった。
組織内候補というのは、自分たちの掲げる政策を実現するために組織代表議員を国政に送り出すための候補者である。
二階俊博自民党幹事長は、「理学療法士は国民生活の向上を図る重要な職種であり、二人目の議員を誕生させることは政策を進める上で大きな意義がある。」と述べたそうだ。
田中昌史先生は理学療法士が対応しなければならない課題として、①理学療法士が従事するフィー ルドが変わる、②実際の生活を改善しうる質が求められる、③行政や地域住民との連携が求められる、④関係他職種との結果につながる連携が必要となる、⑤一部他職種との業務の競合が生じている、⑥介護分野では身分や待遇が十分でないを挙げている。
当然ながら政治力は理学療法士の未来に大きく関わってくる。
人ごとではなく自分ごととして、活動を見守っていくべきではないか。
田中昌史先生プロフィール
・清恵会第二医療専門学校(大阪府堺市)卒業
・北翔大学大学院人間福祉学研究科人間福祉学専 攻修了 修士(人間福祉学)
・日本理学療法士連盟 会長
・日本理学療法士協会 代議員
・北海道理学療法士会 政策提言委員長
・学校法人淳心学園評議員
・社会福祉法人千歳いずみ学園評議員