世界保健機関(WHO)が、先月2016年の健康寿命に関する統計を公表した。その結果、世界で一番健康寿命が長かったのはシンガポールで、76.2歳。日本は次いで2位の74.8歳だった。
▶︎ Healthy life expectancy (HALE) at birth
以下は、3位以下順位。
・スペイン(73.8歳)
・スイス(73.5歳)
・フランス(73.4歳)
・キプロス(73.3歳)
・イタリア(73.2歳)
一方で、国連が出している「世界幸福度報告書」によると、幸福度ランキングはシンガポールは26位に対して、日本は51位と開きがある。
また、平均寿命と健康寿命が全国で上位を占める滋賀県が実施した、健康寿命の要因分析によると、生活習慣としてスポーツする人が多い、ボランティアする人が多い、喫煙率が低い、1日2合以上の飲酒率が低いなどの項目で健康寿命との相関関係が裏付けられた。