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千葉ロッテ春季キャンプPT見学  松本裕輝さんの感想

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見学会に参加した理由

PTを目指している学生の中で過去にスポーツ経験がある人達は、ほとんどの人がプロスポーツチームや選手に関わる仕事をしたいと思った事があると思います。私もその中の一人でした。その目標を達成する為に、理学療法士養成校に入学1年目から様々な勉強会や学外活動を行ってきました。考えて行動してきたというよりは、自分の興味や欲に従って行動してきました。そして、現在友人にプロサッカー選手がいてトレーニングやケアのお手伝いをさせてもらっていますが、それをさせてもらっているのは欲に従って行動してきた結果だと思っています。今ではプロスポーツ選手に関わりたいという気持ちよりは「予防医学」に今後関わっていきたいという気持ちが大きくなってきましたが、それを目指す過程で今回の経験は自分にとってプラスにしたいと考えていました。そして、実際に参加させて頂き、あのときの「本能」に従って良かったなと今そう思います。

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PTの仕事は草の根

プロ野球専属PT見学会に参加する前は、正直球団の中でPTがどのような位置にいてどのような役割をしているのかわからなかったので、影石さんにはそこから質問させて頂きました。千葉ロッテでは他にもトレーナーとして鍼灸師の方などがいましたが、PTの方は二人いて「PT枠」というものがありました。PTの球団の中での役割としてはリハビリ担当であり、実際に一軍のトレーニングをみるというよりは一軍や二軍の怪我をしている人のリハビリに従事しているようです。影石さんは球団から支給されている選手と同じジャージやバックを背負っており、選手とあまり変わりないように感じましたが、実際には常に「選手第一」で行動しているように感じました。表現するなら選手が「花」なら、PTは「根っこ」の部分。選手がスポットライトを浴びられるように、PTの方は全力でサポートをしている、そのように感じました。そして、何より影石さんの人間性が、球団の中で選手や関係者の方に信頼される秘訣なのかなと感じます。球団のPTになりたい方は、良い意味で「自分」を殺さないといけないのかなと自分は思いました。選手を活かす為に、PTの方は「自分を生かしながら自分を殺す」事をしなければ、チームの中での立ち位置が無くなってしまうのではないかと思います。要はPTも球団というチームの立派な一員で、チームの為に、周りのみんなの為に行動できる人でなければ務まらない仕事なのかなと影石さんのリハビリに携わっている姿を見ていて感じました。

そして、有名な選手にも質問をさせてもらいましたが「怪我をしたら終わり」「怪我をしない事が選手を続ける一番の秘訣」という言葉が私はずっと頭に残っています。一つの怪我をきっかけに、その後怪我を沢山するようになった選手が多くいました。一軍にいる選手でも怪我や何らかの痛みを抱えている選手がチームの半分以上いると聞き、自分の中での「予防医学」という意識がより一層強くなったので、今後この経験を経験で終わらせずに「形」にしていこうと思います。

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感謝の言葉

今回は貴重な体験をさせて頂き誠にありがとうございます。選手達を見学しやすいように自分達学生に配慮していただき、リハビリ中に沢山の質問に答えてくださり非常に勉強になりました。私は今回、鹿児島まで遊びに行ったわけではないので、直接見て、聞いて、肌で感じた事を将来どこかで繋がるように行動し続けようと思います。本当にありがとうございました。

千葉ロッテ春季キャンプPT見学  松本裕輝さんの感想

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