【再生医療最前線No.3】変形性股関節症に対する間葉系幹細胞 (mesenchymal stem cell : MSC)-ようやくたどり着いた再生医療編-*術中動画あり

  • Line
  • Hatena
1434 posts

脂肪幹細胞治療、どのように回復していったか

治療で期待される効果として、担当医から以下のように説明がありました。

 

「軟骨の厚みが劇的に増えることはないかもしれないが、骨頭付近のギザギザになっている部分がなめらかになってきたり、MRIで見られる小さな黒い部分が修復されるのが期待できる。それにより関節の動ぎがなめらかになり、痛みも引くことが考えられる。」

 

幹細胞投与までの数ヶ月、私は理学療法士によるリハビリと初動負荷トレーニングを始めました。幸いにもひどい痛みに苦しんでいなかったので、十分な事前準備を行うことができました。

 

麻酔をかけて培養した幹細胞を右股関節の関節包に投与しました。10分に満たない間でしたが、気持ちを落ち着けるために腹式呼吸を行っていました。

 

投与自体はとてもうまくいきました。可動域を広げ、筋肉の緊張緩和に取り組むためにトレーニングを続けました。

 

その後2回目の投与を終え、今この文章を書いています。最初の投与から約2ヶ月経ちますが、痛みが減少しているのを感じます。

 

皆さんに伝えたいこと

・変形性股関節症に悩む患者数は予備軍を含めると100万から400万人

・末期の変形性股関節症の場合、医師からは人工股関節を進められる

・人工股関節をすると後戻りできない

・再生医療(幹細胞治療)という希望の光が登場

 

■2018年7月23日(痛みレベル:4)
A病院を受診

・結核の可能性あり
MRI画像診断から、通常の変形性股関節症とも違う様子ので、結核が原因もあるかも。
*大転子付近、受け口部分など、広範囲に渡り、黒い部分が見受けられる

結核菌は潜伏することもあり、免疫が弱った時に悪さする。とすれば今年1月くらいから痛みが再発した、というのにも説明がつく。
世の中的には、結核患者の数が実は増えている。

・JR病院の血液検査結果
結核菌があれば、血液結果の結果でなんからかの症状がみられるのではないか。

・治療で期待される効果
軟骨の厚みが劇的に増えることはないかもしれないが、
骨頭付近のギザギザになっている部分がなめらかになってきたり、
小さな黒い部分が修復されるのが期待できる。それにより関節の動ぎがなめらかになり、痛みも引くことが考えられる。

・料金
一般的には100万円〜150万円ですが、私が受診したA病院はその半分くらいでした。

・成功率
https://ameblo.jp/kokansetsuen20171101/entry-12372722609.html
https://ameblo.jp/kokansetsuen20171101/entry-12371230526.html
成功率は移植後 6か月時点で8割!



保存療法を続けても長年続ければそれくらいの出費になると思うの
その金額でその成功率であれば、軟骨再生やってしまおうかなと、決断。



・治療スケジュール
7月30日:細胞採取

約一か月間、細胞培養

8月末:投与

以降、経過観察
一時的に腫れたり、痛みを感じることがあるかもしれないが、
それは修復機能が働いているためであり、
その間もヨガでもなんでもいいのでガンガン関節は動かしてくださいとのこと(それで止めてしまうと効果が弱くなってしまう。


■2018年7月30日(痛みレベル:4)
JR病院の血液検査結果

・血液検査の結果は全く問題ない(白血球の値は逆に聞くくらいなので炎症を起こしているわけではない)
・結核は専門の検査が必要
・結核の可能性も否定できないが、、、、日本人特有の骨格による噛み合わせの悪さが原因、という結論


■2018年7月30日(痛みレベル:4)
脂肪幹細胞治療を開始

 

ここで、幹細胞治療を受けての感想と投与後3か月経過した今の様子をもう少し詳しく書いてみます。

 

痛みはまだ残っているがだいぶ良くなったという実感がある

■細胞を摂取するとき&培養した細胞を注射投与するときも痛み・出血なし

カウンセリング時に、詳しく説明してもらっていたので安心して治療に臨むことができました。

 

治療の第一ステップは、おへその周辺から脂肪細胞を採取することです。

まずおへその横に局部麻酔を行います。その後、おへその2-3㎝横から脂肪細胞を取り出します。

 

脂肪細胞を採取するとき、チクッとしましたが、痛みはほぼありませんでした。出血もほとんどありませんでした。

 

治療の第2ステップは、培養した自分の脂肪細胞を股関節に投与すること。ステップ1~2の培養期間は約3週間です。

 

治療自体は、あっという間に終わります。培養した幹細胞を股関節に投与する注射の間も痛みがありませんでした(液体が関節に入ってきて、関節内部が圧迫されるような感覚はありました)。

 

■痛みレベル8→2に軽減

現在まで2回、幹細胞投与を行いました。かなり重度の変形性股関節症だったので劇的に改善というわけにはいきませんでしたが、1回目の投与から効果を実感できました。

 

投与後のリハビリの重要性は理解していているので、初動負荷トレーニングを継続しました。1ヶ月後検診では痛みレベル2まで軽減しました。痛みレベル8だった今年5月ごろに比べると、 ずいぶん楽になりました。客観的にも痛みが軽減されていっていることがわかって頂けると思います。

 

(今年11月から来年4月までは海外滞在するので)離日前の10月に2回目の幹細胞投与をしてもらうことにしました。日本滞在中にできる限りの治療をしておきたかった、からです。

 

2回目の幹細胞投与後も徐々に痛みが減っていき、ランニングができるぐらいまで回復しました。最低でも半年~1年は治療の効果が継続するということも分かっており、海外滞在中も心強く感じています。

 

■歩行時、動き出しの痛みも軽減

もともと、物事を悲観的に捉えたりすることはないのですが、股関節が痛くて仕方がなかったときは、外出することもままならず、 もどかしさがありました。

 

一回目の幹細胞投与から3ヶ月が経ち、痛みはまだ残っていますが、歩行時(右股関節に体重がかかった時)、動き出しの痛みも軽減し、楽に動けるようになりました。現在は、ジムのバイクマシンやランニングマシンを使ったエクササイズを行っています。

 

毎日最低30分はリハビリの時間にあてています。 ただ右臀部、右脚の筋力の衰えを実感しています。 腸腰筋・ハムストリングの筋力・柔軟性アップを課題とし、来年4月の帰国まで、徹底的なリハビリを行う予定です。

 

家の中でも掃除や洗濯などの家事であれば、 痛みなく 行えるようになっています。食用品の買い出しなどの外出も、楽しく感じます。生きる喜びを感じています。バイクに跨るのも楽になり 行動範囲が広がりました。 

 

股関節の可動域も徐々に回復し、あぐらもできるようになったので、瞑想で座る時間もとり始めています。

 

変形性股関節症の痛みの辛さは以前から聞いていましたが、自分で体験してみて実感できました(泣きたくなるほど痛い)。これからもヨガやスポーツを楽しみたいので股関節に負担をかけないようにしつつ、出来る限りの治療をしていく予定です。 

 

■幹細胞治療は、変形性股関節症で悩む患者の皆さんにぜひ知ってほしい再生医療

 

幹細胞治療の威力に驚いています。幹細胞治療は変形性関節症の痛みから解放してくれるとてもパワフルな再生医療です。保険外治療ということもあり今はまだあまり知られていませんが、今後より多くの人に知っていただきたいと思います。

 

ー完ー

【目次】

経過から医師の見解編

一か八かでTHA?編

ようやくたどり着いた再生医療編

  • Line
  • Hatena
【再生医療最前線No.3】変形性股関節症に対する間葉系幹細胞 (mesenchymal stem cell : MSC)-ようやくたどり着いた再生医療編-*術中動画あり
Ptotst
Orange and white funny dating animated presentation  1

Popular articles

PR

Articles

Bnr 01