カーブスのサーキットトレーニングが日本人中高齢女性において有酸素運動と筋トレを実施する頻度が高いほど、2型糖尿病の発症率が低くなることが判明した。
▶サーキットトレーニングの習慣化で2型糖尿病発症率が最大で約40%低下
調査期間は2005年~2010年に参加者を登録し、2014年まで調査を実施。20歳以上の女性10680名を、サーキットトレーニングの頻度によって4群(週1回程度~週3回以上)に分け、糖尿病発症有無について、調査登録から5ヶ月間、追跡調査した。
サーキットトレーニングの内容は有酸素運動と筋力トレーニングを30秒間隔で24分間繰り返し、6分間のストレッチを行った。調査の結果、1週間に実施したサーキットトレーニングの頻度が多い群ほど2型糖尿病の発症率が低くなる結果となった。
日本人中高齢女性において、サーキットトレーニングの頻度が多いほど、2型糖尿病の予防効果が高いことが分かったため、サーキットトレーニングは有効な一次予防手段である可能性が高いといえる。