平成30年度の障害者の障害者が虐待を受けたと自治体が判断したケースが過去最高を記録したー。
厚生労働省が昨年度の障害者虐待事例への対応状況等について公表した。
▶︎ https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000189859_00003.html
虐待行為は、身体的虐待が 64%と最も多く、次いで心理的虐待が 29%、経済的虐待が 21%、 放棄、放置が 15%、性的虐待が 4%であった。
養護者による障害者虐待の相談・通報件数については、平成29年度が4,649件だったのに対し、5,331件に増加。虐待判断件数については29年度が1,557 件だったのに対し1,612 件に増加した。
相談・通報者の種別で一番多かったのが、警察の32%(1,695 件)、次いで、本人による届出が 17%(914 件)、施設・事業所 の職員が 16%(830 件)、相談支援専門員が 15%(821 件)であった。 被虐待者の障害種別は、知的障害が 53%と最も多く、次いで精神障害が 37%、身体障害が 20%であった。