Q.舌根と喉頭の協調運動によって喉頭蓋が傾いて誤嚥を防止する。この協調運動において喉頭が移動する方向はどれか。
① 前上方
② 前方
③ 前下方
④ 後方
⑤ 後下方
答えは⬇︎
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①の前上方です。実際に喉に手を当てて唾を飲み込んで見ると分かると思います。嚥下時には、喉頭を前上方へ移動させ、舌根部を降下させることで喉頭蓋を押し下げ、誤嚥を防止しています。また、加齢によって、嚥下中枢や嚥下筋、咽喉頭の閉鎖機能が低下すると、これにより上記の協調運動が困難となり、誤嚥の原因となります。