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所得による健康格差 歯の本数や歩数の平均値にも影響

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歯の本数が20歯未満の人の割合、歩数の平均値は所得の低い人の方が少なくなっていたー。

厚生労働省が公表した「平成30年 国民健康・栄養調査」で明らかになった。

▶︎ 平成30年「国民健康・栄養調査」の結果

 

この調査は、国民生活基礎調査において設定された単位区から層化無作為抽出した300単位区内の全ての世帯及び世帯員(1歳以上)の者を対象としている。


調査の結果、現在習慣的に喫煙している者の割合、健診未受診者の割合、歯の本数が20歯未満と回答した者の割合は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、男女ともに200万円未満の世帯員で有意に高かった。


また、歩数の平均値は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、男女ともに200万円未満の世帯員で有意に少なかった。
 
 
栄養バランスに関しては、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日2回以上食べることが、「ほとんど毎日」と回答した者の割合は、男性45.4%、女性49.0%。

 

所得別でみると、「ほとんど毎日」と回答した者の割合は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、男女ともに200万円未満の世帯員で有意に低かった。
 

所得による健康格差 歯の本数や歩数の平均値にも影響

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