新型コロナウイルスの流行に伴う介護サービスの利用控えにより、高齢者の心身機能が低下したケースが「ある」と答えた介護職が6割超ー。
淑徳大学の結城康博教授が、今月4日から17日に実施したアンケート調査で明らかになった。
▶︎ https://drive.google.com/file/d/1RmhJ5JBI4nSMQAfWGw06xh9UYsaR4hH9/view
この調査はGoogleフォームを利用して実施。回答者の4割強がケアマネージャーで、他デイサービス介護職員、訪問看護員、相談員などから回答が得られた。
機能低下のケースに関して、「かなり多い」が4.6%、「多い」が16.3%、「多少ある」が41.4%と答えており、これらを合わせると6割弱にものぼっている。
自由記述欄には、「今のところ心身機能の低下は限定的だが、この状況が長引けばより顕在化していく」「入浴出来ないことで、皮膚の状態が悪化する利用者がいる」「ご家族も疲弊している」「介護ストレスから虐待も起きている」との記載も寄せられている。