歩行が難しくても、どちらかの足が動けばペダルを漕ぐことで、早足程度のスピードを出すことが可能ー。
足こぎ車いすCOGY(コギー)が、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて懸念される心身機能の低下対策として、先進的な医療・介護ケアやリハビリテーションに取り組んでいる小児病院や介護施設、障害児を支援している認定NPO法人などに1台ずつ無償で寄贈する試みを実施している。
▶︎ https://motion-gallery.net/projects/cogy20200616
COGYは、もともとはリハビリを目的に開発された車いすで、原始的歩行中枢を利用し、片方の足で漕ぐことで反射的に反対の足に感覚が入力され、車椅子を動かすことができる。
COGY(コギー)は「世界で唯一の足こぎ車いす」として医療施設でのリハビリなどを中心に導入されており、多くの方の足を動かすきっかけとなっている。
主に医療機関にて、脊髄損傷をはじめ脳性麻痺、二分脊椎症、脳梗塞での片足麻痺、四肢体幹麻痺、パーキンソン病など、足に不自由を持つ様々な方々に利用されている。