現在、日本は世界に類を見ないほど、誤嚥性肺炎での死亡数が上昇し続けています。日本の死因、第3位には肺炎、第7位には誤嚥性肺炎と死因TOP10に肺炎がランクインするほど、死に結びつきやすい疾患です。
この現状に対して、我々療法士は主に「呼吸リハ」「摂食・嚥下リハ」という分野において、この現状に歯止めをかけるよう日々、臨床に従事していることと思います。
理学療法分野で言えば、栄養・嚥下理学療法部門が立ち上がり、約3年が経過していますが、まだまだ最近のことです。ともなれば、実際の現場で摂食・嚥下リハに従事しているPTOTの人数も少ないのではないか?
また、摂食・嚥下に対して注視した臨床を行なっていないのではないか?という考えから、今回アンケート調査を通してPTOTが摂食・嚥下リハにどの程度関与しているのか?また、どのような認識を持っているのか調査したいと思います。