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腰痛予防を勧めている介護現場 インセンティブの導入を検討

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職員の腰痛予防に資する取組として、ノーリフティングケアの取組が進められていることも踏まえ、こうした腰痛予防に資する取組を進める事業所を、既存の加 算の仕組みを活用しながら評価することを検討してはどうかー。

今月9日、第192回社会保障審議会介護給付費分科会が開催され、上記のような議論が行われた。

▶︎ 第192回社会保障審議会介護給付費分科会資料

 

来年に控えている介護報酬改定に向けて、テクノロジーの活用によるサービスの質の向上や職員の職場定着に取り組む介護事業所に対 する報酬上の評価をどう考えるか、話し合われている。

 

良質なサービスを提供するためには、職員の職場定着の取組は重要であるとし、介護職の腰痛を防ぐ介護ロボット導入している施設に対し、報酬上のインセンティブを設けることで、広めていこうという狙いだ。

 

介護現場における腰痛予防に資する取組の好事例を調査した結果として、腰痛予防の実施状況に関しては、主に以下の3点に整理されている。

 

・ 委員会やプロジェクトチーム等による組織的な取組を行っている。

・ 移乗支援等の介護ロボットやリフト等の福祉用具を活用している。

・ 定期的に腰痛予防に資する研修を行っている。

 

厚生労働省は、年内に大枠の方針を決定するとしており、具体案を近く提案される予定だ。

 

腰痛予防を勧めている介護現場 インセンティブの導入を検討

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