研究のプロセスに患者が関与すること(患者参画)で、患者と研究者の双方の視点を取り込んだ新しい実践が実現できることを明らかにしたー。
ポイント
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今回、研究グループは、RUDY JAPANを通して、日本における患者参画の実践を分析することにより、患者参画の効果と課題を明らかにしました。これにより、今後の患者参画の実践に重要な知見を提供し、より効果的な進め方で医学研究が実施されることが期待される。
▶︎https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/63483
RUDY JAPAN のガバナンス構造と運営ミーティングの位置付け
特記事項
本研究成果は、2021 年 2 月 2 日(日本時間)に英国科学誌「Research Involvement and Engagement」(オンライン)に掲載されました。
【タイトル】 “The practice of active patient involvement in rare disease research using ICT: experiences andlessons from the RUDY JAPAN project”
【著者名】 Nao Hamakawa1, Atsushi Kogetsu1, Moeko Isono1, Chisato Yamasaki1, Shirou Manabe2, ToshihiroTakeda2, Kazumasa Iwamoto3, Tomoya Kubota4, Joe Barrett5, Nathanael Gray5, Alison Turner5, Harriet Teare6,Yukie Imamura7, Beverley Anne Yamamoto7,8,9, Jane Kaye6, Michihiro Hide3, Masanori P. Takahashi4, YasushiMatsumura2, Muhammad Kassim Javaid5, Kazuto Kato1
【DOI】 https://doi.org/10.1186/s40900-021-00253-6
【所属】
1. 大阪大学 大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学
2. 大阪大学 大学院医学系研究科 医療情報学
3. 広島大学 大学院医系科学研究科 皮膚科学
4. 大阪大学 大学院医学系研究科 神経機能診断学
5. オックスフォード大学 Nuffield Department of Orthopaedics, Rheumatology and Musculoskeletal Sciences,
6. オックスフォード大学 HeLEX Centre,
7. NPO 法人 HAEJ(遺伝性血管性浮腫患者会)
8. HAEi, Non-profit International Patient Organization for Hereditary Angioedema
9. 大阪大学 大学院人間科学研究科