26日中央社会保険医療協議会・総会で「リハでもDPCデータ様の提出を求める」議論が行われた。在宅・外来においても同様の議論が進められている一方で、現場への過負荷が懸念されている。
データの集積・解析は「医療の標準化」「医療の質向上」において重要なものとなり、診療報酬改定等の医療施策を考えるうえで、重要なデータとなっている。現在の報酬制度においては、包括点数が設定されており「診療行為」が見えにくくなっていることが指摘されている。
データ提出を拡大する方向において賛同を得ているが、「データ提出の負担が過重になり、診療に支障を来しては本末転倒」との意見も聞かれた。これに関しては規模の問題があり、データ提出が可能な医療機関のみなどと限定する必要があるのではないかとの意見もある。