昨今、障害者虐待事案が報道されることが多くなったことを受け、日本作業療法士協会(OT協会)は理事会での検討を重ね、会員向けに山本伸一会長によるメッセージを発信することを決定。最近の事案では、滝山病院(東京都八王子市)、ふれあい沼津ホスピタル(静岡県沼津市) などの精神科病院で、看護師らによる暴言・暴力・身体拘束等が明らかになった事件がある。
本来ならばむしろ障害のある方々の権利を積 極的に擁護し、ご本人たちの幸せのために業務に専心すべき立場にある者がそれを行ったという点で、到底許されるものではなく、ただただ強い憤りを覚えます。
などとメッセージを伝えた上で、他人事と考えず自己点検をもう一度お願いした。またOT協会が掲げている倫理綱領と職業倫理指針についての再確認もお願いした。
▶︎https://www.jaot.or.jp/member/from_assoc/detail/731/
倫理綱領・職業倫理指針▶︎https://www.jaot.or.jp/about/moral/
山本伸一氏
*2019.06.14配信
第一回:臨床技術の方程式
第二回:山梨リハの人材育成メソッド