兵庫県警垂水署は14日、有印公文書偽造・同行使の疑いで、神戸市垂水区に住む61歳の女性会社員を逮捕しました。この女性は、作業療法士の免許証の写しを偽造し、それを福祉施設に提出していたことが明らかになりました。取り調べに対し、容疑を認め、「間違いありません」と述べています。
逮捕の詳細は、昨年8月17日にさかのぼります。この日、作業療法士の資格を持っていないにもかかわらず、偽造した免許証の写しを用意し、神戸市垂水区内の福祉施設の施設長に提出しました。この行為が有印公文書偽造・同行使に該当します。
同署の調査によると、昨年10月から2ヶ月間、その福祉施設で勤務していました。この間、施設利用者の食事や入浴の介助、リハビリなどの業務を担当していました。