「おむつ」と聞いて多くの人が連想するのは、介護の現場や病院で使われる消耗品かもしれません。しかし、理学療法士として現場でおむつに関わり続けてきた八木大志さんは、その背後にある「自立支援」という大きなテーマに気づきました。八木さんが運営する「おむつ宅配便」は、単なる物資の配達ではなく、利用者の生活の質を向上させるためのサポートです。
今回のインタビューでは、八木さんがどのような背景からこのサービスを始めたのか、どのような課題に直面してきたのか、そして「おむつ」という存在を通じて八木さんが伝えたいメッセージについて深く掘り下げていきます。理学療法士としての経験が生かされた八木さんのユニークな視点と熱意を、ぜひご覧ください。
イマイ
本日は、理学療法士で「おむつ宅配便」というサービスをやられている八木さんに来ていただきました。本日はよろしくお願いいたします。
八木さん:
よろしくお願いいたします。
イマイ
さっそく「おむつ宅配便」を始めたきっかけを聞きたいところですが、まず、八木さんが理学療法士になられた経緯やきっかけを教えていただけますか?
八木さん:
大それた理由はないんですが、6人兄弟で、母が看護師、兄が薬剤師、姉が看護師という家庭環境がありました。親がレールを引いてくれて、母親から「理学療法士という仕事があるよ」と紹介されました。それを調べてみて面白そうだと思い、理学療法士を目指すことにしました。正直なところ、自分の意思というよりは、親が引いてくれたレールに乗ったという感じです。
イマイ
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