次期衆議院議員選挙において、リハビリテーション専門職である言語聴覚士(ST)の金城幹泰(きんじょう みきひろ)氏が、参政党公認で立候補することが明らかになりました。徳島・高知選挙区を基盤に、医療現場で培った視点と「積極財政」「教育改革」を掲げ、国政への初挑戦を決意しています。
言語聴覚士としての専門性を政策へ
参政党の高知県連事務局長を務める金城幹泰氏は、43歳の言語聴覚士です。これまで臨床の現場で患者と向き合ってきた経験を基盤に、「言語聴覚士としての専門性を活かした政策立案」を掲げています。
金城氏は、リハビリテーション専門職が直面する課題や、医療・福祉制度の枠組みそのものに対する問題意識を強く持っています。提供された資料において同氏は、私たちの暮らしや社会の仕組みが全て政治によって決定されている事実を指摘。「暮らしをより良いものに変えていくためには、国民の政治参画が必要」と訴え、専門職としてのキャリアを背景に国政への挑戦を表明しました。

「負のループ」を断ち切るための決意
金城氏が立候補に至った背景には、現在の政治状況に対する強い危機感があります。 同氏は、国民の間に蔓延する「選挙に行っても変わらない」という諦めが、投票率の低下を招き、結果として組織票を持つ既存政党や利権構造を強化させていると分析。この現状を「負のループ」と呼び、これを断ち切るために自らが立ち上がる決意を固めたとしています。
参政党・金城氏は、以下の重点政策を掲げています。
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経済政策:「積極財政」による地域産業の保護と、消費税の廃止もしくは一律減税。グローバリズムによる富の集中に対抗し、「日本人ファースト」の経済再生を目指す。
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憲法:既存の憲法改正論議ではなく、国民が議論してゼロから作り上げる「創憲」を提唱。
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教育:点数至上主義からの脱却し、生き方から逆算して職業や学びを選ぶ教育への転換。
「令和の自由民権運動」を高知から
高知市で行われた演説において、金城氏は現在の参政党の活動を、かつて高知で起きた「自由民権運動」になぞらえています。当時の運動が藩閥政治による専制への対抗であったように、現代も政治が一部のエリートや官僚主導になっていると指摘。「国民が政治に参加し、幸福を追求できる社会」を取り戻すことこそが、現代における自由民権運動であると主張しました。
また、高知独特の宴会文化である「おきゃく・返杯」を引き合いに出し、身分や立場を超えて酒を酌み交わし、社会について語り合う対話の場を重視しています。金城氏は有権者に対し、メディアの情報だけでなく多角的に情報を得ること、そして家族や地域で「日本の未来」について語り合うことを強く求めています。
まとめ・今後の展望
言語聴覚士という医療専門職の立場から、国政改革委員として活動を開始した金城幹泰氏。「失われた30年」の原因を政治の仕組みにあると断じ、現場感覚を持った「新しい選択肢」として有権者に問いかけます。 公示に向け、徳島・高知エリアを中心に、街頭演説や対話集会を通じて支持拡大を図る予定です。






