療法士デイサービス協会シンポジウム

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top-h3-icn-04デイサービスで行われる地域活動

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受講者A:資料の中の「こども食堂」とはどのようなものなのでしょうか?

ishida (1)

石田さん:ありがとうございます。単純に言ったら、小学生を対象にして月に2回くらい学校が終わった後に一緒にご飯を食べようという会です。

なぜこのようなことを思ったかというと、家に帰る時間が遅い子供たちは多くて、今6人に1人が「孤食」といって、両親が共働きなどの関係で家に帰ってから一人でご飯を食べています。

そこをカバーできるように、まずは誰でも来れる、ざっくり言うと安全な中でたむろすることができる場所として始めました。

孤食が通常な子供達に、毎日じゃなくていいから、みんなでご飯を食べられる場所を提供して、楽しかった記憶を残してあげたいと思ったんです。

活動としてはボランティア活動の感覚に近いですね。単純に地域を活性化させていくという考えを持っているので、高齢者だけじゃなくて、子供に対してできることからやっているという感じです。

コミュニケーションアイコン3
受講者Aそれはデイの空間を使うんですか?

ishida (1)

石田さん:そうですね。そのまま終わった後の空間を使います。

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受講者A:料理はみんなで作るのですか?

ishida (1)

石田さん:衛生的な問題があるので、食堂の方が作って、待っている間に療法士などが子供達とゲームしたりお勉強したりしています。

この事業に慣れてきて、衛生面も食中毒などの時期が過ぎたらみんなでお好み焼きやたこ焼きなど皆で作ってワイワイやれたら楽しいなと思っています。

top-h3-icn-04経営の勉強方法とは?

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受講者B:起業したいなと思っているのですが、

起業するタイミングの決め方を教えてください。

ishida (1)

石田さん:一個決めたのは、湧き出た時にやるということ。起業を考えた時にはコンセプトはうっすらしか考えてなかったんですね。頭で考えられることは4割くらい。

あとはやりながら詰めるって感じですね。まずは沸くことがスタートかなと思いますね。

袴田 (1)

袴田さん:私は起業しようと思ったのは2年前なんですが、この日にやるって決めて逆算しました。1年前にXデーを決めていましたね。

コミュニケーションアイコン3
受講生C:どこで経営に関する勉強会を探したり、

情報を探しているのでしょうか?

ishida (1)

石田さん:すごくシンプルに言うと、好きな人の話を聞きに行くのが一番いいと思います。本はその人が少し前に考えたことがまとまっている内容なので、早く頭に入る。

でもタイムリーなのはこういう会に来て、会話をすることを意識すると何かしらの記憶に残り、それがきっかけにもなるので。

好きなところとかをきっかけに探していくと、本の最後にセミナーの告知があったり、出版記念講演があったりします。少しずつダイレクトになるところに近づけばいいのかなと思います。

袴田 (1)

袴田さん:私が起業した時は、関東で起業したセラピストの仲間が少なかったんですね。比較的西日本の方が起業活動をされていました。実際そのような方々に会いに行きましたね。

DSC_0463のコピー

金子さん:僕の場合はTwitterやFacebookを見て、輪違さんとかにアポを取ったりしました。あとは与沢翼のYouTubeを見たり(笑)

ライフネット生命の出口会長の本を見て、僕もその保険に入ったりもしましたけど。YouTubeは無料で色んな有名人の話を聞けるので良いですよ。

河合

河合さん:色んな人がいますし、色んな本がありますけど、どれが信用できるかなんて読んでみないとわからないとわからない。

20冊くらい買って、読めばいいだけの話。そうすると共通しているところとそうじゃないところが出てくる。共通していることは本当のことなんだろうなと。

理学療法士で起業している人の話を聞きたかったら、SNSで集めちゃって呼んじゃえばいい。色んなやり方があると思いますよ。

今井 (1)

POST今井:POSTで「起業」と検索をかけて頂ければ、インタビューが出てくるのでそれを見てもらったり、誰が起業しているのかを把握してもらうという活用方法もあります。

top-h3-icn-04訪問看護ステーションにおける、訪問リハビリテーションに関して。

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受講者D:訪問リハだけで立ち上げることは可能なのでしょうか?

袴田 (1)

袴田さん:訪問リハビリだけでは、今のところ起業はできない状態ですね。もう一点については、私も6月より訪問介護をやる予定になっているのですが、訪問介護と看護は一緒に事業することはできます。

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受講者D:看護師さん雇うにあたり、

怖い人は結構いますか?

袴田 (1)

袴田さん:合わない人は多いかもしれないですね。最初はどんな人でもいいから採用したいという思いでした。

河合

河合さん:訪問看護は看護師さんをどうコントロールするかで経営が決まりますよね。

袴田 (1)

袴田さん:訪問看護の一回あたりの単価が高いので、爆発力は凄いです。

河合

河合さん:結局訪問看護も、絞られているのはリハビリのところ。看護はあまり絞られないということは力があるということなんでしょうね。福島さんの訪問看護事業はどうですか?

福島 (1)

福島さん:看護師さんは病棟にいた人は強いですよね。姉御肌で、バーっと言う人の方が信頼されるような組織だから強い看護師さんが多いよね。

これもやりたい、あれもやりたいとなっている看護師さんに、ブレーキをかけるのもなかなか大変なことですね。

top-h3-icn-04従業員と経営者の働き方の違い

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受講生E:雇われている時と経営している時は違うと言われていましたが、

具体的に変わったなと感じたことはどんなことですか?

ishida (1)

石田さん:雇われている時は、「経理とか医事課って何やってるんだろう」と思っていました。あとは自分の給料って安いなと思っていた。

自分が1年間でどれくらい稼いでいるのか計算したら、1350万円くらいでした。それに対して500万程度の給料で、残りの800万は何に使っているのだろうと思っていました。

でも運営して分かったことは、いろんな運営費、固定費、社会保障費だったりとか、借金を返しているお金だったりとかがあるんですよ。

それを管理するのが経理や医事課で、生産者ではないけど、その分個人事業主だとやらなければいけない仕事をその人たちがやってくれています。

役割分担がされているんだと分かりました。最終的にお金は分配されていくので、自分の単価だけ上がっても、自分にだけ返るわけではないんですね。

やはりチーム力や一人一人の役割を見出していくことが、経営者としては必要です。雇われている時はリハ科のことだけしかわからなかったんですよね。

だから見えているエリアがまず違います。自分の中の全体感が違うなと思います。今思えば医事科はすごいありがたかったなって思います。

袴田 (1)

袴田さん:私も同じことを考えていました。あとは、専門職として働いていたので事務も然り、営業も然り、お金の計算も全部が初めてのことでした。そういうことを知れた全部が、起業することによって勉強になったことですね。

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金子さん:僕は誰も雇っていないのですが、雇われから個人事業主になって変わったのは、自分が会社のブランドであり顔になるわけですよね。

病院で働いていた頃、講師としてセミナーに呼ばれた時は、私服でやっていました。だけど起業して自分が顔になると、最低限のことはやるとか、ヒゲを剃るとか鼻毛出ていないかとかね(笑)。

自分の行動一つが明日の未来、家族の未来に繋がるので、その意識が病院の頃は少なかったなという印象ですね。

今井 (1)

POST今井:私は、編集者という立場から、経営者の話を要約すると、雇われている人と経営者の違いは“時間管理”だと分析しています。

具体的に説明しますと、雇われて給料をもらっている人は「何時から何時までいてください」という働き方です。「その時間内にこれをやってください」とリストを渡されるのが給料をもらう人の働き方。

経営者にはそれがまったくないんですね。「今から海外旅行に行ってきます」といって、行っちゃっても良いわけです。そういったことを考えると、私自身も経営者側を経験して思うのは「時間管理能力」が大変な部分だなと思っています。

河合

河合さん:お金に苦労しているのは皆共通していることで、起業する上で通る道だと思います。特に保険の仕事に関しては。

自費はサービスを売ったらやっただけ、逆にやらないだけ返ってくる。でも保険は2か月耐えないといけないという使命があります。

半年で損益分岐行ったとしても、実際損益分岐のときのお金が入ってくるのは、そこから2か月後の8か月後ですよね。8か月間耐えておかなければいけないということです。

ここが保険と保険外の違いだと思います。自分で事業計画を立てようとして、半年間で損益分岐に乗せると目指すのであれば、9か月くらい耐えるよう計画していかなれば厳しいのかなと思います。

9か月と言ったら何千万ですよ。3千万としてその半分の1500万くらいはあったほうが良いのではないかなと思います。僕が最初1千万融資してもらった時は、同じくらい貯金がありました。

銀行は通帳も、900万あるかではなくて、900万をどう貯めてきたかを見るわけですよ。だから今できることからやっていく必要があります。

時間管理とお金管理とか、スーツをちゃんと着れるかとか。常日頃から、今日できることから気をつけていかなればいけないのかなと思います。

teachers-h3-icn-01登壇者紹介

◆石田 輝樹氏

(株式会社リカバリータイムズ 代表取締役)

保健学博士でありながら、経営者としてリハビリテーション特化型デイサービスを2店舗運営。

両店舗ともに定員満員で、多くの利用者に支持されている。

◆袴田 徹氏

(合同会社リハビリコンパス 代表取締役)

埼玉県春日部市で訪問看護ステーションを設立。

更に、リハビリテーション特化型デイサービスも開設。

『活動』と『参加』を促す在宅リハビリテーション活動を活発に行っている。

◆金子 唯史氏

(Stroke Labo 代表)

作業療法士

・1981年長崎市生まれ

・2002年近森リハビリテーション入職

・2004年順天堂大学医学部附属順天堂医院入職

・2012,13,14年イギリス(マンチェスター2回,ウェールズ1回

国際ボバース上級講習会修了

・2015年4月より10年間勤務した順天堂医院を退職し、脳卒中・神経疾患専門セラピー「STROKE LAB」設立

名称未設定 2
 
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