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第170回:花畑リハビリテーション研究会代表 山下翔平先生 ~人との出会いが人を変える~ - no.1

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「3年目くらいまでは、正直、仕事行って飲んでの繰り返しでしたよ(笑)」

北海道にて、昨年1月、北海道のリハビリセミナー団体、「花畑リハビリテーション研究会」を立ちあげた山下翔平先生。

発足から1年経ち、札幌・旭川・十勝・千歳・苫小牧と活動地域を増やし、ますます盛り上がる「花リハ」だが、その代表の新人時代は、ただ仕事を”こなす”人だったそうだ。

それから一転、アクティブな人間に変わったターニングポイントはなんだったのか。

そこから導き出された「自分を変えるコツ」について教えていただいた。

こなすだけセラピスト

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インタビュアー:理学療法士になろうと思ったきっかけは?

山下先生:単純に、デスクワークとか営業とか、そういったスーツを着て働くワークスタイルに 魅力を感じてなかったからっていうのがまずあります。母親が看護師だったのもあって、なんとなく専門学校に行きました。

もともと人話すのは好きだったんですよ。人を治療する仕事っていいなという印象はありました。

学生時代も居酒屋でアルバイトしてたんですけど、お客さんとコミュニケーションとったりするのが楽しかったし、リハビリの仕事のそういう「サービス業」のような一面に期待はありました。

ただ、実習にいったらあまり楽しくなかったんです。

その時はまだ分からなかっただけかもしれないけど、患者さんが理学療法でよくなっているって思えなかった。

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それに「患者さんに合わせたエビデンス」ではなくて、「エビデンスを無理やり患者さんに当てはめてる」ような気がしていました。

でも学生の僕にとっては、それが普通で、理学療法はそれくらいの効果しか出せないものという 認識を受けました。

理学療法士になってからも、ただ働きにいって、仕事をもくもくとこなしている感じでした。 患者さんがよくなってもそれは単なる自然治癒で。自分が治療しているというより勝手によくなっていっている印象。

そんなものだと思っていましたし、ただただ仕事と友人の飲みを繰り返すそんな毎日を送っていました。 あるセラピストに出会って理学療法の印象がガラッと変わりました。

もともとずっと首を痛めていて、耐えられず他の整形外科に行ったときに本当の「理学療法」というの受けた印象でした。

今までのイメージとは違う「治療」というイメージを持ち、そこから外の世界に関心を持つようになりました。

経験年数でいったら3年目のときです。 次回に続く..

(インタビュアー:加藤、記事編集:森田)
第170回:花畑リハビリテーション研究会代表 山下翔平先生 ~人との出会いが人を変える~ - no.1

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