8日第5回言語聴覚士学校養成所カリキュラム等改善検討会が開催され「教育内容と必要な備品に対する主な意見と事務局提案について」等の話し合いが行われました。今回は、第1回で検討された「学校教育の科目の変更、教育目標の検討」と「科目認証校(告示227号)科目と目標」に対しての事務局提案が行われ、それぞれ以下のような提案となった。
▶︎https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26570.html
第1回で検討された単位数に関して、93単位(法第33条第2・3・5項73単位)→101単位(法第33条第2・3・5項81単位)、臨床実習の単位数が12単位→15単位に変更される点に変更はなく、追加検討科目で「地域言語聴覚療法学」「言語聴覚療法管理学」に対して構成員より「科目名について内容が不明確で内容と名称の妥当性が懸念される」との意見から具体的な教育目標を追加した。
教育内容に加え、新設の備品についても構成員より意見があり「言語聴覚士の業務拡大による検査機器の新設は必須である」とした上で、「検査機器の購入にはかなり高額な費用が必要になることが予想されます。厚労省、文科省、学校協会、あるいは各自治体から補助金等の支援体制があれば…」との実際の導入に際した障壁に対する提案も聞かれた。
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