30日第8回言語聴覚士学校養成所カリキュラム等改善検討会が開催されこれまで議論されたことのまとめが行われた。今回のカリキュラム改正は、2024年4月入学生からの適応で準備が進められている。現実んでの取りまとめをいかに列挙する。
とりまとめ報告書抜粋
・国家試験の受験資格取得のための要件の追加(※令和4年8月30日施行済み)としてこれまで定めが曖昧となっていた大学院で2年以上修業することでも受験資格が得られる(指定科目履修必須)。
・これからの社会情勢や質の担保を考え、カリキュラム内容の変更を行い93単位以上から101単位以上へ引上げられる。
・上記に伴い、臨床実習12単位から15単位へ引き上げられる。
・臨床実習指導者の要件に関してSTの資格を有し、5年以上の経験に加え厚生労働省が定める基準を満たす臨床実習指導者講習会を修了した者(追加の要望として5年以上の経験者から指導者になるためには4年以上の経験者を臨床実習指導者講習会の参加基準とする必要があるため修正依頼がある)。
・専任教員の基準を1名追加(基準を満たすSTに限る)。
・その他、備品や第三者による外部評価(5年以内)の実施しその結果の公表に努めること。
▶︎https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34879.html
【合わせて読む】
・第4回STカリキュラム等改善検討会|受験資格要件、臨床実習のあり方
・第5回STカリキュラム等改善検討会|教育内容と必要な備品等について
・第8回STカリキュラム等改善検討会|とりまとめ報告