患者・クライアントと対面する時のために知っておきたい。
初対面で「また会いたい」と思わせる演出法
引用元(詳細を読む):PRESIDENT Online
・初対面の印象がその後の人間関係を左右することは多いものだ。見た目で「感じのいい人だ」と思うと、その人の話していることまでが好意的に受け止められる。
・相手の話すスピードやリズムに合わせるのも、好印象を持たれる手法。表情で気を配りたいのは、口角をきれいに上げて、爽やかな笑顔をつくることだ。
・皮膚科学や美容、アンチエイジングの分野を追究している北青山Dクリニックの阿保義久院長は「訪問の直前に、自分の好きな香りをかぐのも効果的です」と言う。「香りは情動をコントロールする脳の扁桃体に直接作用し、精神や感情の安定につながる」とされています。
我々セラピストも、気に掛けるべき内容だ。
記事内に出てくる、ペーシング、アイスブレーク、香りの効果について補足していく。
ペーシング
コミュニケーション技法の1つ。話すスピード、声の大きさ、言葉の特徴、身振り手振りなどを相手に合わせる事。ペーシングをする事で場に一体感が生まれ、相手が話しやすい環境となる。
アイスブレーク(アイスブレイク)
氷を壊す、すなわち場の緊張を壊す、解す事にあたる。雰囲気を和ませ、話やすい環境を作り出すことで、お互いが積極的に意見の交換がしやすいようにする事。ワークやゲームで行う事が多い。
香りの効果
嗅覚は、大脳辺縁系で支配されている。
作用機序は、未だ研究段階であるとのだが、それぞれの
・偏桃体→感情や情動
・視床下部→自律神経系
・海馬→記憶
に働き、良い香りか嫌な臭いなのか判断されるの。ジャスミンや、ラベンダーの香りでは、副交感神経系の活動増大が起こると報告されている。
患者、クライアントは、何かしらの不安や悩み抱えリハビリテーションを受けに来る。
その不安や悩みを少しでも解消する事ができる、信頼されるセラピストになるために活用していきたい。