武藤将胤さん(30)は、28歳という若さでALSを宣告された。
最近、医師から車椅子の導入を勧められたが、障害者の乗り物のイメージがあり、抵抗があった。そこで最新技術を搭載した「パーソナルモビリティWHILL」という車椅子と出会ったが…
「仲間の未来が少しでも明るくなるよう」30歳・元大手広告代理店のALS患者が挑戦する"シェア車いす"
詳しく読む(引用元):AbemaTIMES
・優れた性能を持つWHILLだが、価格はおよそ100万円と高額だ。介護保険を使えば月に5000円程度でレンタルも可能だが、40歳未満は介護保険適用外だという。そこで武藤さんが思いついたのが、カーシェアと、そのためのクラウドファンディングだった。
このクラウドファンディングは、3月いっぱいで終了し、カーシェアは5月から開始されるそうだ。
最後に武藤さんは、こう述べている。
・武藤さんは「ALSになって良かったと思えることが一つだけある。それは同じ病気、障害を抱えている方の気持ちが痛いほど想像できるようになった。その想像力を得られたのは本当にありがたかった。だからこそ僕は自分ができる形で、同じ障害を抱えた方、仲間の未来が少しでも明るくなるように創造したいし、どんどんアイデアを形にしていくことを精一杯やっていきたい。いつかはこのALSを生き続けて治す日を、僕は絶対に自分でそこまでたどり着きたい」と力を込めた。
武藤さんは現在、同じALS患者をサポートし、ALSの啓発を行う団体「WITH ALS」の代表をされている。
ALS患者は、世界で12万人、厚生労働省の発表だと2009年の時点では、8492人いるとされている。
若手が多いリハビリテーション業界にとって、同じ年代の患者さん側が、色々なチャレンジをしているという事実。
我々ももっとチャレンジすべきではないだろうか。
文責 POST編集部 林・渡邉
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* 【寄本恵輔先生 | 理学療法士】ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の離床問題
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