キャリアコンサルタントが徹底サポート

持久力と脳の関係性を解明|筑波大学

8449 posts

 

国立大学法人筑波大学体育系 征矢英昭教授、松井崇助教、大室秀樹大学院生、劉宇帆研究員らのグループは、運動の持久性と脳機構の関係性を明らかにした。

 

以下、詳細である。

運動時には活動筋が活性化するだけでなく、脳内の神経細胞も活性化します。しかしその際のエネルギー源については不明な点が多くありました。

本研究では、先端神経科学手法と独自の長時間運動ラットモデルを利用することで、脳内のアストロサイトに貯蔵されるグリコーゲン由来の乳酸が、運動時の脳における重要なエネルギー源として持久性の維持に貢献することを初めて明らかにしました。

引用元:筑波大学

 

次の画像は、脳におけるエネルギー代謝を解説してくれている。

引用元:筑波大学

 

最もエネルギーを使っている臓器は脳だといわれている。

 

人のエネルギー源は糖や脂肪だが、脳では糖しかエネルギーとして使うことが出来ない。

 

持久力というと、体の能力のことと考えがちだろう。

 

しかし、最近になって、持久力と脳の状態にはいろいろな関係があることが研究からわかってきている。

 

例えば「超回復」という言葉は、筋力に関するワードとしてなじみ深いものだが、脳機能においても存在するという。

 

筋肉を使う運動と休息を繰り返すと、筋肉に貯まるグリコーゲンの量は増減しながらも徐々に増えるが、さらに脳に貯まるグリコーゲンも徐々に増えていくようだ。

 

これはスポーツにおける注意・集中や判断力、記憶・学習にも関係し、運動能力やパフォーマンスへ影響を与えることを示唆している。

 

体と脳の結びつきを示す興味深い研究、さらなる発展に注目したい。

 

参考:スタミナをアップする脳グリコゲンローディング

 

合わせて読みたい

疲労しにくい筋肉(抗疲労性筋線維)の形成の仕組みを発見|九州大学

 

1,引用文と本文の区分をはっきりする。引用文には、「blockquoteタグ」で囲うものとする。2,引用元の本文を全文引用しないものとする。3,引用文は勝手に編集(構成上略す場合を除き)、内容の変更は行わないものとする。4,引用文のみの記事構成にはしないものとする。以上.
<本記事は、※1著作権法第32条 を参考に、以下の部分に注意し、記事の引用を行なっています。>

※1(引用)著作権法第32条  公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。(文化庁:著作権なるほど質問箱

持久力と脳の関係性を解明|筑波大学

Popular articles

PR

Articles