(Photo:マヒドン大学名物オオトカゲ。案外おとなしい)
タイでの生活
ご存知の通り、タイは住むにはとっても良い所。
外務省(2013年)の日本人訪問者ランキングによれば、タイへの年間訪問者数は約152万人で、米国(373万人)、中国(288万人)、韓国(275万人)に次ぐ第4位にランクインしています。
それもそのはず、ご飯はおいしいし、親日家で親切な方が多く、「微笑みの国」と呼ばれているように、目が合えばニコッと笑ってくれます。
そしてタイはとにかく暑いイメージがありますが、実は4月~5月の夏季を除けば、存外年間を通じて温暖で過ごしやすいのです。
治安も、2014年頃は激しいデモ抗議が度々テレビで放送されていましたが、近年は落ち着いていますし、キャンパスはバンコクから約20キロ離れた場所にあり特にこうした暴動の影響はありません。
広大なキャンパスにはレストラン、ジム、プール、スタジオ、カフェ、銀行、郵便局等が完備され、一つの街を形成しています。金曜の夜にはプロオーケストラの鑑賞も楽しむこともできます。
(Photo:大学の食堂)
(Photo:大学構内にあるカフェ)
また何よりタイは食材が豊富。フルーツではスイカ、マンゴー、パパイヤ、ココナッツ等が年中食べられます。週末は課題や論文をやらなければならないことも多いですが、クラスメイト達とバンコクへ繰り出したり、滝に泳ぎに行ったり、遺跡を見にいったりすることもできます。
(Photo:おいしいマンゴー)
もちろんナイトライフも充実しています。
(Photo:学内の憩いの場。ミュージックスクエア)
研究環境
タイで学ぶメリットはこれだけではありません。その最大の利点は、何といっても研究フィールドがすぐそこにあることです。
(Photo:脊髄損傷で在宅生活を送る方)
公衆衛生分野では、母子保健や栄養問題、同性愛、HIV、マラリア、デング熱、薬物、高齢化問題など日本ではなかなか経験できない研究フィールドがたくさんあります。
こうした新興国で起きている問題や現状を肌身で感じ、その問題と真摯に向き合い研究していくためにも、やはり現地のフィールドに身を置くことには非常に大きな意義があると思います。
(Photo:大学近郊のゴミ処理場、薬物中毒者が多い)
(Photo:ゴミ処理場の横で暮らす少女)
学費と生活費
日本や欧米と比較して経済的負担は圧倒的に少なく済みます。年間の学費は8000ドル(内訳はホームページ参照)。トイレと水シャワーがつく個室の寮費は毎月15000円ほど、毎食かかる食費は100~300円程度です。これら全て含めても150万円ほどあれば卒業まで十分足りると思います。
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