【PT協会も注意喚起】療法士業界にも蔓延するマルチ商法

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今月9日、日本理学療法士協会HPにてネットワークビジネスに関する注意喚起が掲載された。

 

最近、各地で「理学療法士は将来的に収入の増加が見込めない」等の発言で不安を煽り、ネットワークビジネス(マルチ商法)へ勧誘されるとの苦情が出ております。
 
ネットワークビジネス(マルチ商法)は、商品やサービスを販売するもので、それ自体は違法ではありませんが、顧客となった人が新たな顧客を勧誘することで販路をピラミッド式に拡大していく手法を取っています。その取引販売する商品は多岐にわたり、自己啓発セミナーの形式をとるものや、研修会とリンクして物品販売を行うものもあります。
 
個人での商品購入や自己啓発セミナー等への参加は何ら法的な問題はありませんが、本会としては、以下の点に十分注意していただくようお願いいたします。
 

  1. 新規顧客の勧誘において、強引なやり方が職場内での職員間のトラブルや患者様・利用者様にご迷惑となる危険性も孕んでおり、理学療法士の信用問題にもなりかねません。
  2. 場合によっては、法に抵触することもあります。
  3. 会員諸氏が所属する職場組織の就業規程等に抵触する恐れもあり、処分を受ける対象になる可能性も考えられます。

詳細を読む: ネットワークビジネス(マルチ商法)に関する注意喚起

 

 

実際、筆者の周りにもマルチ商法に手を出す人が増えてきた印象を受ける。

 

引用の中にもある通り、「マルチ商法」は”犯罪”ではない。ただ、それによって自分の人生計画が狂ってしまう人がいるのもまた事実だ。後悔する人が増えない為に、今回は簡単に事例を踏まえてご紹介する。

 

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「理学療法士って昇給とかもないし、将来不安じゃない?知人に年収○千万以上稼いでる人の話聞きに行こうよ。」

 

大学時代を卒業して数ヶ月経った時に、同級生Aからお金に関する勉強会があると誘われた。こんなところで格好つけても仕方がないので正直に話すが、私だってお金が欲しかったし、それが大学の友人からの誘いだったので一度は参加してみようと思った。(結果的には行かなかったのだが、くだらない理由なので割愛する)

 

あとで分かった話だが、これが「マルチ商法」の誘いだった。

 

この同級生Aは私以外の友人にもたくさん声をかけていた。その中の一人が勉強会に参加し、それは確かに勉強になる話だったらしいのだが、勉強会参加後、今度はその講師の人と3人で食事会に誘われたらしい。

 

そこでは、まず「不労取得(働かずとも得られる収入)」が素晴らしいという話を聞かされて、仲間にならないかという話を持ちかけられ、最終的には健康ドリンクを一緒に売らないかという話になる。

 

健康ドリンクを売ればそれだけ自分にもお金が入ってくるが、その紹介者にも入る。ただ、今度は自分がお金のセミナーに人を招待して、その人が健康ドリンクを売れば、自分は働かずともお金入る仕組みだ。

〜〜〜

 

残念ながら療法士がマルチ商法に誘われるケースは後を絶たない。

 

療法士とマルチ商法は非常に相性がいい。マルチ商法は健康ドリンク以外にもデトックスハーブであったり、酵母、シャンプー、サプリメントと言った商材がマルチ商法の商材になることが多い。

 

まずは怪しいと疑う知識と、誘われたら断る勇気を持った行動をしていただければと願う。

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