今月12日、参議院議員であり日本理学療法士協会 政策参与を務める 小川かつみ先生が、自民党厚生労働部会の副部会長に就任された。
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自民党の厚生労働部会では、脳卒中や心臓病の治療体制向上や予防を目指す「循環器病対策基本法案」の成立を目指している。
同法案は、日本理学療法士協会からも「脳卒中・循環器病対策基本法の成立を求める会」を支持する声明文が出ており、これらの疾患に対し、単に平均寿命の延長を目指すのではなく、健康寿命の延伸と生活の質の向上を図ることを目標に作成されている。
脳梗塞や心筋梗塞などを発症した人の救急搬送の体制や、治療できる医療機関の整備を国や地方自治体の責務とし、全国的に進めるよう求めており、後遺症のある人の生活の質の向上や循環器病の研究促進、啓発などに取り組むことも明記されている。