・本書は障害や机上検査について解説した既出の書とは完全に一線を画した一冊である。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の各々が相互の情報を共有して患者の全体症状を把握しながら、例えば言語聴覚士が高次脳機能障害を机上だけで評価・治療するのではなく、実際に歩行やADLを観察してそれらと関連付けることの意義と重要性について、各リハ職種の視点から具体的な例とともに詳細に解説されている。(出典:amazon.co.jp 内容紹介)
・脳卒中のリハビリテーションを数年経験し、理学療法士に高次脳機能障害を、言語聴覚士に運動とADLを、作業療法士に生活から認知と運動を見抜く視点が必要であると勘付いている方は、是非とも本書を開いてほしい。チームアプーチを謳いながらも形骸化しているリハビリテーションチームを本物の強いチームへ生まれ変わらせるための指南となり、読者と脳卒中リハビリテーションを大きく前進させる斬新な一冊である。(出典:amazon.co.jp”保健医療科学研究所”さんのレビュー)
・本書は基本動作である「寝返り」「起き上がり」「起立・着座」「歩行」を掲載。写真やイラストを豊富に用いて動作メカニズムを詳細に解説するとともに,分析で得られた情報をもとに動作障害の要因を探る臨床推論についても記載している。出典:amazon.co.jp 内容紹介)
・基本動作について書かれている書籍のほとんどは介助方法について。 なんで、患者がこのような動作を行うのか、原因は何なのか書かれているものは皆無。 その点、この書籍は運動学的、運動力学的からわかりやすく解説してあり、 患者の動作分析をするためのヒントを与えてくれていると思います。(出典:amzon.co.jp”上条文子”さんのレビュー)
・2015年3月。待望の第二版発売。 ・本書は人工股関節置換術(THA)をオールラウンドに取り扱った1冊である。手術に必要な解剖に始まり,器具の選択とセッティング,各種皮切と展開,進入法に合わせた置換手技,後療法から合併症の対策まで,一連の流れを経験豊富な医師たちによる詳説とオールカラーのイラスト・写真で解説する。 セメント使用,セメントレスのTHAだけでなく,MIS-THA,人工骨頭置換術,さらにはインフォームドコンセントやクリニカルパスなど周術期全般をカバーしている。今回の改訂にあたっては,近年注目される術後の感染や再置換術の考え方などを追加し,ますます「すべて」の書名に相応しい陣容となっている。(出典:amazon.co.jp 内容紹介)
・脳科学の成果とリハビリテーション治療とをつなぐ重要部分を具体的に書いた実践書。脳損傷による運動麻痺は、セラピストが扱う症状の中でも最多数、最も頻度の高い問題です。リハビリテーション関連書で脳科学を「参考知識」として扱った類書は増えつつありますが、一方でそうした知識を臨床でどう活用するかを扱ったテキストの充実が望まれています。本書の著者らは脳損傷患者の治療とリハビリテーションを専門にする病院のセラピストたちで、これまでの豊富な臨床例を踏まえて具体的に脳科学を臨床思考に活用する方法を提言しています。(出典:amzon.co.jp 内容紹介)
・菅野先生の本であること、薬剤師大会で売上トップとかいてあったこと、『地域医療連携』という言葉に惹かれて購入しました。菅野先生と、井上映子先生(現病院薬剤師さんです)お二人で書かれておられています。菅野先生は、主に調剤薬局でよくあるケースをかかれています。患者様が検査値を持ってこられて相談される、または、ドクターからの質問の中から、よくあるケースを会話形式で書かれてあります。その中での判断したことなどの裏付けになる解説が、そのあと4ページぐらいで詳しく書いてあります。いままで、菅野先生が書かれた本の中にあることですが、事例内容が詳しいので頭に入ってきやすい!(出典:amazon.co.jp "savoさんのレビュー)
・脳損傷患者のリハビリテーションでは、認知、言語、記憶といった高次脳機能の診断・対応が重要である。より高い生活の質を目指すため、高次脳機能とその障害を十分に解説し、適切な介入と対応の方策をまとめる。(出典:amazon.co.jp 内容紹介)
・画像診断についての項目もあり、とても勉強になる。また、高次脳機能障害を幅広く網羅してあるのでかなり有用な本だと思う。また、写真や絵が多く、見やすく分かりやすい構成になっていた。特に失行など、1枚の写真では分かりにくいものは数枚の連続写真で掲載してあり、分かりやすかった。(出典:amazon.co.jp ”世利香”さんのレビュー)