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第114回:理学療法士(PT)山崎愛美先生ー産後リハビリテーション研究会代表ー育児は仕事でバランスをとる。

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ビジョンを持って両立する

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インタビュアー:今の生活スタイルは子育て中心になっていますか?

山崎先生:ウエイト的には本当に半々といった感じです。基本、子育てとか家事とか全然向いてないと思っていて(笑)仕事をやっているからバランスが取れているという感じです。時間的には子育てのほうが、やはり多いですが、頭の中は仕事のことを常に考えている感じですね。頭の中は7:3で仕事です。

今働いている女性のみなさんはきっと「仕事と家庭のバランスが難しい」という感じで結婚、出産を悩んでいる方がいると思います。確かに両立は難しいですが、できないことはないです。その際必要なことが“ビジョン”だと思います。自分のお金、時間、制約などを取っ払った状態で「本当に何がしたいのか」というビジョンをしっかり持って「今何ができるかな」と考えてやったほうがいいと思います。

いろいろ考えすぎて、頭の中だけで制約を作ってしまうと、本当はできることだったとしても、できなくなってしまうし、すごくもったいないと思います。私自身も、その点はしっかり詰めて考えて始めたました。ビジネスとして仕事として、何年後、何十年後どうやっていきたいかなと思ったら焦りもなくなりました。2人目を産むときも時間的には仕事もできなくなるのですが「人生の流れの中での一部分だな」と思うし、そういったビジョンがあれば乗り越えられるのかなと思います。忘れてましたが、旦那さんの支えもあってですね(笑)

 

小さな成功が生む自信なき根拠

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インタビュアー:実際一日の時間は24時間しかないと思いますが、どのように仕事の時間配分しているのですか?

山崎先生:「この日に仕事したい」と思ったら、まず子供を預けられるかどうかというところが最初にきます。上の子は幼稚園なのでまだいいですが、下の子はベビーシッターや保育とかそういったところが確保できるかどうかというところで決まりますね。事務的なことは寝ている時間にやる感じです。子供が寝たらパソコンを開くという習慣になってしまっていますね。

根拠のない自信ってあるじゃないですか?これって小さな成功体験を積み重ねていくことが根拠のない自信を作っていくと思うんです。今この成功体験は結婚していなくても子供がいなくても、仕事の中で作りあげられるじゃないですか?子育て本当に辛いんですけど(笑)、仕事のおかげでその辛さは紛らわされていると思います。

そうすると、後に産もうがあまり関係ないと思いますので、早く産んだ方がいいと私は思いますよ。しんどいですもん。子育て落ち着くまでアイドリングですよね。

 

山崎愛美先生経歴

【資格】
理学療法士・呼吸療法認定士
ガスケアプローチ研修受講終了
ベビーセラピスト・リフレクソロジスト

【所属】
産後リハビリテーション研究会 代表
baby port主宰

【ブログ】
女性のからだを守る産前産後ケア baby port

【コラム】
美と健康のガーデン通信 「山崎愛美の未病塾


バックナンバー

第一回:子供がいても仕事はできる
第二回:技術ではない制度の問題
第三回:小さな成功が生む自信
第四回:産前産後ケアの関わり方
第五回:出産すると骨盤底筋群の神経損傷があり、回復に6ヶ月を要する?
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第114回:理学療法士(PT)山崎愛美先生ー産後リハビリテーション研究会代表ー育児は仕事でバランスをとる。

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