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病院が医療人材育成にかける負担はどれくらい?

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日本病院会が2月27日に公開した資料によると、各種学会参加に関しても負担している病院が90%、病院の医業費用の「1.52%」を研究費、研修費、福利厚生費、諸会費、寄付金に充てていることが分かった。

 

▶︎ 平成 30 年度 医療人材確保と育成に係る費用について 会員病院調査 報告書 (概要版)


 

対象は日本病院会会員病院 2,482 施設。医療人材確保と育成に係る費用について、ア ンケート調査を行った。回収(率)は 321(12.9%)施設であった。調査の結果、病床規模、地域、開設主体の区分にかかわらず、90.3%病院が各種学会年会費を負担しており、参加にかかる旅費に関しても98.3%が負担していることが分かった。

 

研究経費に関しては、病院が負担している割合は全体で 64.2%で、 病床規模が大きいほど病院負担の割合が高く、国や公的医療機関の方が私的よりも病院負担の割合が高かった。

 

内部研修会や勉強会に関しても、かなり多くの割合の病院で費用負担が行われており、 私的(医療法人)の負担割合が若干低い傾向が見られるが、それでも 90%以上の負担率であった。また、自院での取組だけで人材を育成することに 32%の医療機関で限界を感じており、院外セミナー等にも積極的に参加している。

 

病院が医療人材育成にかける負担はどれくらい?

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