作業療法士が逮捕されたニュースが飛び込んできた。

3月26日、窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区の作業療法士の27歳の女です。　女は2019年1月14日から18日までの間、勤務している札幌市手稲区の病院で、医務室の机の上に置いてあった同僚の理学療法士の医学書1冊、4000円相当を盗んだ疑いが持たれています。

　同僚から医学書盗みフリマに　被害者が購入し発覚　27歳作業療法士の女逮捕　札幌市

近年のフリマアプリの発展によって、古本でもある程度の金額で売れるようになったという社会背景があっての犯罪である。他人から盗難・万引きしたものや拾得したものを出品、販売したり、商品が盗難品であることを知りながら購入する行為は窃盗罪、詐欺罪、盗品等関与罪の法律で厳しく処罰される。

実際にフリマアプリで「理学療法士」と検索すると、専門書やDVDが数百~万円で売られているのが分かる。以前に購入し読み終わった教科書や、本棚でずっと並んでいる本を出品するシェアの文化は素晴らしいが、悪用のためにアプリを利用することは断じて許されないものだ。