山梨リハの人材育成メソッド【山本 伸一】

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臨床研修制度を作るべきだ

 

-  先生が勤めている、山梨リハビリテーション病院は脳卒中リハが有名ですよね。そこに就職しようと思ったのはどうしてですか?

 

山本 正直に言うと、ある実習先で始めてリハビリの現場を見た時は「作業療法士って何がしたいんだろう」と思いました。肩が痛いという患者さんに対して、非麻痺側を使って革細工をしている。患者さんは自分の肩をさすっているのにですよ。「痛くて困っているのに、革細工してる場合ですか?」というのが率直な気持ちでした。

 

ただ、長期実習で山梨温泉病院(現:山梨リハビリテーション病院)に来て、当時では珍しかった「麻痺側に対してチャレンジをするリハビリ、”ボバースコンセプト”に出会いました。勿論、必ず全ての患者さんが、目に見えてすごく良くなるということではありません。

 

それでも、麻痺側の上肢がほんの少しでも動けるようになって、患者さんが喜んでいる姿を見て「僕がやりたいのはこれだ」と思い、就職を決めました。

 

当時は、算定上限日数がなかったので、患者さんがずっと入院していられる時代です。回復過程を長期に渡って垣間見るという経験は、いち作業療法士として、とても大切な経験だったと思います。

 

-  今だと、例えば急性期で働いているセラピストは、回復期や生活期で患者さんがどんなリハビリを受けて、どんな生活をしているのか知らない人も多いと思います。

 

山本 そうですね。できれば、自分の勤めている病院・施設だけではなくて、いろんなところに研修をしに行って経験を積むのが僕はいいと思います。当院にも月に1回研修にくる方、遠方から3日間泊まりがけでくる方もいらっしゃいます。

 

-  私も新人の頃は、勉強会で知り合った先生にお願いして、臨床を見学させてもらいに行ってました。やはり臨床のヒントは臨床の中にあると言った考えでしょうか?

 

山本 どうしても学会や講習会で技術を身につけるには限界がありますからね。本当は、医師のように臨床研修をやるべきだし、その仕組みをOT協会、PT協会が作らないといけないと思っています。

 

肩書・役職・お金を目標にしている若手療法士へ

 

-  院内のスタッフ教育に関しては、何か工夫している仕組みとかってあるんですか?

 

モチベーションの低いスタッフに対しては?

 

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