最新!2015年上半期発売 PTOTSTが今読むべき参考書ベスト5

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姿勢と歩行 協調からひも解く





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安定した動作に必要不可欠な要素“協調”とは何か? 姿勢と歩行の制御を理解するうえで、「身体内部の協調」と「中枢・環境の協調」が重要なキーワードとなる。 すなわち動作とは、筋骨格系による各要素間の協調作用、および、中枢神経系・環境における循環的な協調作用により、身体に効率的な動きを作り出すことで可能となる。

本書では、専門性の違う二人の著者が、それぞれの研究を活かし、姿勢と歩行の制御からその障害について、科学的な知見とデータから導き出された分析により、協調から生み出される動作と問題を容易に解説。 また、臨床家にとって有益と思われる個所には「クリニカルヒント」を設け、現場で役立つよう工夫がされている。

基礎的な研究知見の中には、臨床を大きく変化させる新たなヒントが隠れている。 本書は、臨床家ならびに研究者、ヒトの動きの巧みさに魅せられた全ての人々にとって発想の源となる希有な一冊である。(出典:Amazon.co.jp 内容紹介より

内容紹介>>>

今回のMOOKでは「筋緊張」に挑む!ことにした.まずは,PARTIでは,生理学視点からみた骨格筋の神経機構(運動神経・感覚受容器)や筋緊張発生のメカニズム,さらには運動制御機構からみた筋緊張について基本をおさえることにした.そして,PARTIIでは,臨床場面において理学療法士が行う筋緊張の一般的評価・検査手技,さらに,日常生活動作で遭遇する基本動作,歩行動作,セルフケア,頭部・体幹・および顎・口腔の筋緊張の評価方法について,定性的評価(観察など)に加え,定量化・数値化への試みを実践することでわかりやすくまとめてみた.

そして,最後にPART Ⅲでは,疾患別に脳卒中,脊髄損傷,痙直型脳性麻痺,二分脊椎,低酸素脳症,パーキンソン病,筋緊張性ジストロフィー,呼吸器疾患,運動器疾患,慢性疼痛症候群に対して臨床実践の視点から筋緊張の特性と治療について深く切り込んで臨床展開までまとめた.さらに,ミニレクチャーでは,筋緊張に関連するキーワードを多数集め,これらキーワードとの関連性について紹介した.

 臨床現場において筋緊張と日々,対峙している多くの理学療法士諸氏にとって,このMOOKとの出会いを機に,今以上に「筋緊張」の理解を深め,そして,明日の治療技術のアップにつなげていただければ幸甚である.(出典:文光堂ホームページより)

人体の張力ネットワーク膜・筋膜 最新知見と治療アプローチ



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   本書では,膜・筋膜に関する最新研究とさまざまな治療アプローチに関して詳細に記載されています.第1部では,科学的基盤として,筋膜体の解剖,コミュニケーション器官としての筋膜,筋膜の力伝達,筋膜組織の生理学に関して詳細に記載されています.第2部は臨床応用として,筋膜関連の障害,筋膜の弾性に関する診断方法,筋膜指向性療法として世界中の24の治療アプローチが記載されています.そして,第3部では,研究の方向性として,筋膜研究の方法論的な挑戦と新しい方向性が記載されています.

 本書は,現時点での膜・筋膜に関する世界中の理論や方法を,エビデンスをもとに総括した珠玉の1冊といえ,世界中の著名な執筆者が余すところなく最新研究を示しています.本書は,読者の疑問を解決し,さらにこの先の動向を予見させ,読者自身の進むべき道を照らしてくれると信じています.(出典:医歯薬出版株式会社ホームページより)

ニューロリハビリテーション



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数多くのニューロリハビリテーションが考案されている今,成功している治療には,このような橋渡し役としてすぐれた研究者や臨床家が存在している.編者はリハビリテーションという臨床分野から初めて,Pennsylvania州立大学のMark L Latash先生,およびATR Human Information Processing Research Laboratory(ATR人間情報通信研究所)の川人光男先生のそれぞれの研究室に留学し,その後,脳科学のリハビリテーションへの応用をキーワードに活動してきた. 

また,基礎研究者との議論の中で,その知見を患者さんや社会のために役立てたいと願う研究者の熱意を感じてきた.一方で,基礎研究に関心をもたない臨床家や,どうせ麻痺は治らない,と最初から諦める臨床家も目にしてきた.運動障害の治療と運動制御理論は無関係と言われたこともあった.しかし,ノーベル賞クラスの基礎研究者にはできない臨床家の特権は何か,考えてみるとよい.それは,患者さんの訴えに耳を傾け,じっくり診察することとともに,基礎研究の成果をその患者さんに応用することである.この特権は,私たち臨床家にだけ与えられたものであると同時に,先端医療の推進は私たちの義務でもある.このことの重みを忘れてはならない.脳科学が進歩した今こそ,その成果を患者さんのために応用しようとする臨床家が必要とされている.

 本書は,そのような思いから,編者らが取り組んでいるCI療法に限らず,広くニューロリハビリテーションの基礎となる知見とニューロリハビリテーションの代表例を紹介している.本書が,さらなる脳科学の発展を志す基礎研究者や,脳科学を応用して少しでも患者さんの回復を願う臨床家の一助となれば幸いである.(出典:医学書院ホームページより)

シュロス法による側弯症治療





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確立されて以来、長らく側弯症の保存的治療において確固たる地位を占めてきたシュロス法。本書は、重度の側弯症にも有効とされるシュロス法の三次元的側弯症治療の実践的専門書である。

シュロス法では、弯曲し捻れた脊柱をまっすぐにするためのさまざまなエクササイズと特別な呼吸テクニックを組み合わせ、個別のケースに適した修正運動を患者自ら行う。最新のエビデンスに基づく、側弯症の診断所見や根拠などの基礎知識から運動の方針と提案まで、幅広い知識と技術が習得できる。成功例の治療経過やシュロス法の歴史的な成り立ちも紹介し、歴史と現在、原理と最新治療から包括的にシュロス法を解説。豊富な写真と図表で効果的な実践へと導く。

シュロスセラピストだけでなく、シュロス法習得をめざす理学療法士、運動療法士に、あるいはシュロス法における施術者育成の際の参考書としても大いに活用できる。オールカラー。

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