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【学生のための記憶術】「勉強」も「仕事」も戦う前から成果が決まってる⁉︎

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今年も国家試験勉強をはじめる時期になってきました!そんな資格取得に向けた「勉強」を効率的・合理的におこなう術はあるのか!?
本日より作業療法士で記憶術講師の細川が国家試験合格に向けたサポートのために勉強法や記憶術を執筆していきます!

 

名古屋の暑さもだいぶおさまり、秋の夜風で風邪をこじらせております。

 

作業療法士の細川寛将( @hosokawa777 )と申します。

 

初めましての方も多いと思いますので簡単な自己紹介とこの連載を開始するに至った経緯を簡単に記します。

 

僕はアクティブブレイン協会認定の記憶術講師をしており、国家試験全国模試で1位となり、「記憶を術として用いる」点で少なからず専門的に取り組んでいます。(ちなみに元POST副編集長です)

 

「記憶術を駆使できるなら東大とか京大に行けばいいじゃん」

 

と、いう声が聞こえてきそうですが、先に言っておきますと、私が記憶術をはじめとする勉強法を学び・実践しはじめたのは20歳を過ぎたころ、つまり大学2年生でした。

 

そのため、そこから勉強を“集中して頑張った”と言えば少々弁明できるかもしれません。(笑)

 

(*これからドラゴン桜みたいな企画をしてみたい思いはある。)

 

元々は平平凡凡とした生徒であり、記憶術を習うまではテスト前に丸暗記して、そのあとダラダラに抜け落ちていってしまう・・・・というどこにでもいる学生でした。

 

なので、今、「暗記や記憶が苦手だ」とか、「効率的に勉強する自信がない」、「国家試験に受かる自信がない」読者さんには特にこの連載記事を読んで頂き「自信」をつけて欲しいと思います。

 

この記事を読んでいる学生さんはまさに今そうだと思うんですが、思い返せば学生時代は、暗記物が多く本当に毎日毎日、インプットの日々。嫌になりますよね。笑 

 

気持ちはめっちゃくちゃわかります。

 

そんな”嫌”な暗記もの、資格試験だからこそ「効率的・合理的」にやれたら嬉しくないですか?

 

僕自身は普段の勉強はもちろん、国家試験に臨む際にも、「いかに効率的・合理的に勉強・インプットするか」を徹底的に考え、結果的には大学3年生の後半に実施した国家試験の過去問題で8割取れ、4年生のころに全国模試1位をとり、わりとゆとりをもって過ごすことができました。

 

そして、ここで身につけた思考や技法は、複業家として様々なタスクを同時並行的にこなしながら働く今のワークスタイルにも大いに役立っています。

 

そこで!!

 

臨床実習も終わった頃合いで、いよいよ卒論やら国家試験が本格化していく今、僭越ですが、僕自身の「記憶(勉強)の技法」を複数回に渡って書いていきたいと思います。

 

今年度国家試験を控えた学生さんはもちろん、既卒者で資格取得や仕事の効率をUPさせたいPTOTSTにも何かしら得るものがある記事になれば幸いです。

 

「記憶(勉強)の技法」などと言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、実は多くの方が「あーそれやったことあるかも」「なんだそんなことか」と思うであろう方法や思考が多分に盛り込まれています。

 

なので、そんなに構えず、軽い感じで読んで下さい。

 

本日は、1つだけお伝えをします。

 

ただし、ここはめっちゃくちゃ重要です。

 

【記憶・思考法を身に付ける前に勝負は決まる!?】

 

さぁ、さっそく様々な技法を・・・・と言いたいところですが、本日は技法を身に付ける前の前提をお伝えします。

 

いわゆる「戦略」と呼ばれるものです。

 

「戦わずして勝つ」って聞いたことありませんか?

 

読んで字のごとく「勉強(戦う)する前から勝負はある程度決まっている」ということです。

 

こうした準備段階からシナリオを描くことが「戦略」になります。

 

「戦略」って聞きなれない言葉かもしれないですが    、今後キャリアを歩んでいく上でも、自分の好きなようなライフスタイルを構築する上でも、臨床で患者さんや利用者さんに対峙する上でも大事になります。是非覚えてください。

 

似た言葉で「戦術」というのがあります。

 

この2つの言葉をざっくりと整理すると、

 

■「戦略」:理想の状態になるべく見通しを立てる・シナリオ

■「戦術」:立てた見通し(シナリオ)を実践する方法

 

と説明ができます。

 

記憶術や勉強法が「戦術」だとするならば、今回お伝えするのは「戦略」にあたる部分になります。

 

それは何か?

 

「目標の立て方」です。

 

「あ~、なんだそんなことか」と思われた皆さん、そう「そんなこと」で差がつきます。

 

具体的にはどういうことか?

 

本日は「誤った目標設定」と「成果のでる目標設定」を考えてみます。

 

【とりあえず始めてみる・・・・は正解!?】

 

多くの人は勉強に取り組む際、最初に「期間・労力・情報量」から目標を考え始めると思います。

 

実はこれが「誤った目標設定」をしてしまう原因となっています。

 

正しい目標設定とは、「理想の状態を具体的にイメージ」してシナリオを描くことです。

 

以下、国家試験勉強の例を挙げてみます。

 

 

 

前者と後者とでは、求める成果に近づく道筋、効率がまるっきり違ってきます。

 

これは、資格取得試験に限らず仕事でも全く同様です。仕事で「効率でない」と感じる方は是非こうした目標設定の方法を取り入れてみてください。

 

「国家試験で8割を取る」

「国家試験で学んだ知識を臨床で活かす」

「国家試験で学ぶ内容を全て理解する」

「国家試験の過去問を丸暗記する」

 

は似ているようで全て異なる目標です。それぞれで使うべき教材は異なってきます。

 

本日のまとめとしては、「勉強は記憶力だけの勝負ではない」ということです。むしろ、その前に決まってしまう。

 

目標をきちんと設定して、シナリオを描き、そこに向けて効率的・合理的に手段、過程を考えることが重要です。

 

参考になれば幸いです。

 

次回もお楽しみにしてください。

 

【目次】

第一回:「勉強」も「仕事」も戦う前から成果が決まってる!?

【学生のための記憶術】「勉強」も「仕事」も戦う前から成果が決まってる⁉︎

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