今月27日、スターバックスコーヒーが、東京都国立市に聴覚に障がいのある従業員を中心に指差しや手話などで接客するカフェ「nonowa(ノノワ)国立店」をオープンする。
nonowa国立店では従業員25人のうち19人が聴覚に障害を持ち、従業員向けに独自に開発した文字と振動で情報を伝えるデジタルウォッチを導入。遠くにいるパートナーの呼び出しや業務用のタイマー機能などを備えている。
また、手話を知らない顧客にも楽しんで利用してもらえるよう、壁には簡単な手話の表現を描いた絵を描き、手話や指さしでコミュニケーションを取るなど工夫を施した。勿論、筆談音声での注文も可能だ。
商品の受け取り場所にはデジタルサイネージを設置し、受け取り番号を表示するほか、挨拶など日常で使う手話を紹介している。