喫煙と排尿障害に関する大規模な臨床研究を行い、喫煙が日本人における排尿症状悪化の要因であるー。
今月27日、横浜市立大学附属市民総合医療センター 泌尿器・腎移植科 河原崇司診療講師、上村博司診療教授、伊藤悠城医師(横須賀共済病院泌尿器科)らの研究グループは、アイブリッジ社が共同で明らかにした。
▶︎ https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2020/20201127kawaharatakashi.html
研究ではインターネット調査を用いて短期間に今まで報告されている排尿障害の研究の中で最大規模の調査を実施。
特に、排尿障害と喫煙との関係を示した大規模研究は行われておらず、いずれの年齢層においても喫煙が排尿障害のリスク因子であったことが明らかになった。さらに、若年者において喫煙による排尿障害の影響は顕著であり、高齢・糖尿病・高血圧など、他の因子が少ない分喫煙の影響が強く出たと考えられた。